脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Album】GLAY / ONE LOVE [2001]

初出の曲なのにリミックス。

ONE LOVE ONE LOVE
GLAY

曲名リスト
1. ALL STANDARD IS YOU
2. WET DREAM
3. 嫉妬(KURID/PHANTOM mix)
4. HIGHWAY No.5
5. Fighting Spirit
6. ひとひらの自由(Johnny the peace mix)
7. THINK ABOUT MY DAUGHTER
8. VIVA VIVA VIVA
9. Prize
10. MERMAID
11. mister popcorn
12. 電気イルカ奇妙ナ嗜好
13. STAY TUNED
14. 君が見つめた海
15. 夢遊病
16. Christmas Ring
17. GLOBAL COMMUNICATION
18. ONE LOVE縲廣LL STANDARD IS YOU reprise縲鰀

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セールスだけでは音楽を語れないなんて事は勿論分かってるだが、
何故ここまで売れたのか分からない作品ってのはあるし、
そして逆にもっと売れても良かったハズではって作品もある。

俺はこのGLAYのONE LOVEというアルバムが
まさにそんな気持ちになる作品。もっと売れて良かっただろ

当然ながら売れるっていうのは単に内容が良いかどうかだけの問題ではない。
売れるには当時の人気、勢い、プロモーション…あらゆる要素が絡む。

このアルバムが出た頃、以前程の勢いは無いとはいえ、
GLAYの人気もまだまだ高くファンじゃなくてもみんな聴いてた。
この後にもUSJで10万人野外ライブなんかやってのけてますし。
このアルバムの前に出たベスト盤は280万枚を超えていた。

しかしこのアルバムはなんと65万枚くらいしか売れなかったのだ。
ちょうどCD不況が始まってミリオンが出なくなった頃とはいえ意外だった。
ちなみにこのアルバムの後に出たシングルの
『Way Of Difference』は70万売ってたのだが…

まぁその前のベスト盤の時点で一区切りついてたし、
ライトリスナー層がもう十分GLAYは楽しんだ的発想で遠ざかったのか。
新しい方向性のアルバムだったし、
単純な勢いだけでは売れない時代だったのかもしれん。


さて、このアルバムだが内容は凄い。
18曲も入って70分超えるという大ボリューム。
音楽性も多様性がありそれでいて流れも不自然ではない。
かなり聴き応えのあるアルバムなのだ。

特に『嫉妬』という曲はアルバム曲ながらカッコよすぎて鼻血モノ。
ティッシュご用意の上聴いて下さい。あと晩飯はレバニラ食っとけ。

この『嫉妬』なんだがこのアルバムが初出の曲のはずなのに
何故か収録バージョンがリミックスver。意味不明である。本家は何処だ。
ウワサによると先に業界内で出回っていた通常バージョンがあるとかないとか。

謎が謎を呼ぶ曲だが、そんな曲が収録されたこのアルバムはステキだ。
レバニラか鉄分サプリを傍らに用意してから聴こう。

【採点】
・ボリューム感   30点
・曲のバラエティ  30点
・実験的アルバム  10点
・嫉妬するね     4点
74点