脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Song】Mr.Children / Worlds end [2005]

あるあるネタを壮大に披露。

 

ミスチルで一番好きな曲って何~?」
という質問は
「ポテトチップスで一番好きな味って何~?」
と同じくらい国民に浸透度が高い質問の一つだろう。


俺はですね、その質問をされたら迷わず「うすしお味!」と答えます。


さてこの曲『Worlds end』ですけどね、
シングルじゃないし意外と知らない人が多いんですよ。
でも数年前に出たベストにめでたく収録されまして、
少しは認知度が上がったとは思う。

ただこの曲はファンの間ではかなりメジャーな曲なので、
好きな曲で「Worlds end」と答えた後の相手の反応を伺う事で、
どれくらいミスチル好きか値踏みする効果もあります(性格悪い)。


そんなこの曲は桜井和寿自身も自画自賛する程の出来であり、
俺自身もこの頃のミスチルはアルバム『深海』の頃と同じくらい好きだ。
悩める桜井が頑張って希望を見出そうとしているようなそんな気がする。
実は俺が勝手にそんな気がしていただけで、
本人は意外とそうでもなく毎日パーリナイしてたのかもしれんが。


この曲は結構暗めの雰囲気の曲で内容もかなり直接的なシリアス路線だ。
そして苦悩する感情がストレートに滲み出たセカイ系とも受け取れる歌詞。
この歌詞がまたステキだ。

「捨てるのに胸が痛んでとっておいたケーキを結局腐らせて捨てる」

なんというあるあるネタなんでしょう。

そして

「永遠が聞いて飽きれる」

確かに!

何もかもに自信がなくなり綺麗事には嫌気がさして自暴自棄になっていく。

最終的にこの曲って救いがあるのかないのか結構微妙なとこなんですよね。
曲としても暗めな雰囲気の中にも希望を感じさせるような節もあるし。

『Worlds End』とは、文字通り自分の世界が終わってしまうのか。
それとも壁にふさがれた世界を終わらせて自由になるという意味か。

結局答えは貴方次第ってか。まあそうだろうね。
でもPV的にも後者の前向きな方向で考えたいところだ。


【採点】
・シリアスな感情表現 30点
・希望のチラ見せ具合 30点
あるあるネタ    25点
・国民的質問ネタ    2点
87点

Mr.Children 2005-2010<macro>(通常盤) Mr.Children 2005-2010(通常盤)
Mr.Children

曲名リスト
1. Worlds end
2. 僕らの音
3. 箒星
4. しるし
5. フェイク
6. 彩り
7. 旅立ちの唄
8. GIFT
9. HANABI
10. 花の匂い
11. エソラ
12. fanfare
13. 擬態
14. 365日

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