脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Album】サカナクション / sakanaction [2013]

これがオリコン1位だと…?

sakanaction (通常盤) sakanaction (通常盤)
サカナクション

曲名リスト
1. intro
2. INORI
3. ミュージック ※フジテレビ系ドラマ ドラマチック・サンデー「dinner」主題歌
4. 夜の踊り子 ※2012年度モード学園(東京・大阪・名古屋)TV・CMソング
5. なんてったって春
6. アルデバラン
7. M
8. Aoi ※2013NHKサッカーテーマ
9. ボイル
10. 映画
11. 僕と花 ※関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」主題歌
12. mellow
13. ストラクチャー
14. 朝の歌

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日本でポストロック的な曲が受けるって
俺が生きてきた中ではあんまり例を知らない。

どちらかっていうと少しコアな音楽ファンが
決して日の当たらない場所で一人で隠れて、
コソコソと聴いてニヤニヤと自己満足するジャンルのハズだ。

お祭り的歌謡曲の文化が染み付いている日本では、
特に熱心に音楽を聴いているわけではない、
一般的な層には浸透しないジャンルと思っていた。


思っていたのに!

サカナクションはその知名度と人気をじわじわと上昇させ、
ついにこのアルバムではオリコン1位を取るに至った。

これは俺、かなり凄い事なんじゃないかと思った。

この前の作品、『DocumentaLy』も良かったし売れたけど
前作の方がどちらかと言えばとっつき易い印象で、
今回の『sakanaction』はインパクト的には前作より薄い。

だからこそ、
この作品がオリコン1位を取った時は「ほえー」と呟いた。
それはもう可愛らしい声で「ほえー(CV:丹下桜)」と呟いたのだ。

俺も別にこの状況が嫌なわけでも何でもなく、
「ホッホッホ、音楽業界も新しい時代に入りつつあるんじゃな」
とかいう仙人的ポジションで勝手な考察してるわけだ。

もうこういう時代になったのだ。
多分10年前ならこんなアルバムが一位を取る事は無かっただろう。
だからむしろどちらかというとこういった音楽が浸透するのは嬉しい。

そんな新時代を感じさせる一枚。
ほら、みんなで「ほえー」。


【採点】
・ほえー    30点
・はうう    20点
・はにゃーん  20点
・今後の日本の音楽シーンを占う意味でも
 この作品が1位を取った事実は大きい
         3点
73点