脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Song】Beck / Loser [1994]

私は敗者になりたい…。

 

90年代ファン待望!90年代洋楽の代表曲の一つ。
去年だったかアジカンが日本語を混ぜこぜにしてコレをカバーしとりました。

漫画「BECK」と全く同じ綴りだがこちらはソロ・アーティストだ。
まぁ漫画の「BECK」の由来の一つではあるんだけど。
ちなみに他の由来はジェフ・ベックだそうだ。ダブルミーニングっぽい。


そんなBECKの1stアルバムの一発目なんですが、
この曲の何が凄いってとにかく耳にへばりつく程の中毒性だ。
暫くの間、脳から曲が離れない。これは凄い。

何度も聴いているのに、これ聴いた後は
脳味噌が支配されちゃってもう無意識に歌っちゃってる。
「あいまるざーべえべ~♪」て。
英語良く分からなくともそれなりに真似る。

気付いたら知らないうちに鼻歌交じりに歌っちゃってるの。
自然に身体も動く。中毒性が凄すぎる。これ超危険。
この調子で下手に外出しようものなら軽く変態だ。


気だるそうな歌い方にラップ要素と実験的なサウンド。
それでいてリスナーの耳に残るキャッチーさ。恐ろしい。
ゴチャゴチャな曲のハズなのにキャッチーという両立性。
何故ここまでキャッチーなのか分析したいくらいだ。

しかし音といい歌詞といいメロディといい、
まさに90年代のありとあらゆる要素が詰まったような曲。
この曲聴いたら「ああ、これが90年代だな」っと思って差し支えない。
90年代をものの4分で体感できる。便利な曲だ。


歌詞の意味は「LOSER=敗者」。
サビでは「俺は負け犬いっそ殺して」とか歌ってます。
ガンダムWのトレーズはコレが元ネタだったりしないですかそうですか。

しかし、そんな内容のくせに曲のパワーは強力!負け犬のくせに!
そしてそんな負け犬の歌にいとも簡単に支配されちゃう俺は無力!

今宵もそんな負け犬の負け犬な俺はこの曲を狂って歌いだすのだ。


【採点】
・キャッチーなサビ   30点
・実験的なサウンド   30点
・まさに90年代の象徴  20点
・負け犬ヘンタイの俺  -5点
75点

メロウ・ゴールド メロウ・ゴールド
ベック

曲名リスト
1. ルーザー
2. ペイ・ノー・マインド(スヌーザー)
3. ファッキン・ウィズ・マイ・ヘッド(マウンテン・デュー・ロック)
4. ウイスキークローン、ホテル・シティ 1997
5. ソウル・サッキン・ジャーク
6. トラックドライヴィン・ネイバーズ・ダウンステアーズ(イエロー・スウェット)
7. スウィート・サンシャイン
8. ビール缶
9. スティール・マイ・ボディ・ホーム
10. ナイトメア・ヒッピー・ガール
11. マザーファッカー
12. ブラックホール

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