脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Album】U2 / Songs of Innocence [2014]

可愛いフリしてあの子
わりとやるもんだね。

Songs of Innocence Songs of Innocence
U2

曲名リスト
1. The Miracle (Of Joey Ramone)
2. Every Breaking Wave
3. California (There Is No End To Love)
4. Song For Someone
5. Iris (Hold Me Close)
6. Volcano
7. Raised By Wolves
8. Cedarwood Road
9. Sleep Like A Baby Tonight
10. This Is Where You Can Reach Me Now
11. The Troubles

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洋楽には稀によくあるCD出すぜハッタリ

U2も2013年の1月時点で2013年中に出すみたいな事言って、
世界中の音楽ファンを期待させときながら、
結局2014年10月になって出たよ。
わたし待ーつーわ、とか言ってたあみんだって愛想つかせるレヴェルですよ。


俺が結局もう今年も出ないんかなとか思ってた矢先だった。
なんかいきなり9月にiTunesで無料配信始めててビックリ。

まさかアルバム丸々無料なんて。
しかもダウンロードしたら消せない不具合騒動まで発生して
当然のように巻き起こる賛否両論のARASHIでした。

この無料配信の話題についてはまたいつか別に書こうとか思うが。

さて、
俺も配信版聴いて『お、いいじゃん』と思いながらしっかりCDも購入。

ただ今回ジャケットが…何故かモーホーっぽい。
いや、ホモの方々を侮蔑する気は毛頭ないんですが、
敢えてこれをアルバムのジャケットとして用いた理由がよー分からん…。


前作はファンからは不評だったけど(俺は別に嫌いではなかったが)、
U2って10年周期くらいで作品の方向性を変化させてくるので、
今回は次の10年目の最初という事で個人的にはかなり注目していた。
別に本人達は10年区切りとか考えてないとしても、俺は考えてた!
次はどんな感じでくるのか楽しみだったのだ。


そして、コレは思いのほか良かったぞ!

ルーツミュージックぽい雰囲気に回帰しつつも、
今のU2の風格を感じさせるスマートなロックをやってくれてます。
昔と今をうまく融合させてきたのだ。


今回特に感じたのは、
アルバム全体を通して聴く事で良さがじわじわ広がっていった事だ。

U2の作品って大体が前半に良曲を連発して後半失速気味になるんだけど、
今回はうまくテンションをならして序盤から最後までそれを保っている。
各曲のインパクトは薄いけど、その分アルバムを通して何度も聴ける形だ。


待ってて良かったと十分に感じれるアルバムだ。
今まで通りのU2を感じながらもどこか新しい、
次の10年を期待させてくれる一枚。


次はあまり間を開けずに『Song of Experience』とウワサされているが、
さーて、いつ出るのかな。

私待ーつーわ!それなりに待ーつーわ!


【採点】
U2の今昔の融合   30点
・アルバム全体の調和 30点
・風格を感じるロック 20点
・それなりに待つわ   1点
81点