脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Song】Led Zeppelin / Trampled Under Foot [1975]

ヨーロッパの火薬庫。

 

ツェッペリンです。
今回、数ある彼らの名曲の中からこの曲をチョイス。

この曲はとにかくB'zの『BAD COMMUNICATION』でのパクリ疑惑が有名だ。
あーでもないこーでもないという学会の論争レベルになってる。

あとはFranz Ferdinandの『Take Me Out』もこの曲と似てると指摘されたり。
個人的には桑田佳祐 & Mr.Childrenの『奇跡の地球』のイントロも
この曲のイントロにそっくりだと思わないでもないけれど。


そんな数々の疑惑の火種をばら撒いたある意味元凶と言える曲なのだ。
といっても実はこの曲自体も色んな元ネタありきな曲らしいが。
パクりパクられは世の常だ。

そりゃ音楽なんて似てしまうのはやっぱり仕方ないと思うし、
パクリ議論についても、基本的には外野がどうこういうもんじゃなく
当事者達がどう判断するかなのでこちらとしてはぶっちゃけどーでもいいが。

こういうパクリ話は俺らは酒の肴で楽しむ程度で良い。

さて、少し脱線したがこの曲はやっぱいつ聴いてもかっこええ!
ディスコ風のロックだがノリの良さとカッコ良さが
まさにハイレベルで調和している曲だ。

歌詞の方は…
直訳では自動車を乗り回すぜベイベ的な内容だけど、
まぁこれはアレですよアレ。

比喩的な言い回しをしておいて、
意味を知ったファンがキャーッって赤面するパターンのアレです。
なんかこういうのって直接言わないのが花みたいな風潮あるよね。


しかしノリがいいのにそこまで軽い感じがしないのは、
骨太で緊迫感漂うギターリフのお陰だろう。
コンピュータではない人間味のあるノリなのもまた特徴だ。

この曲ならではの独特のテンションが感じられる、
歌詞も含めて妖艶なノリが味わえる秀逸な曲。

2012年のロンドンオリンピック開会式でも流れていた。
という事で東京オリンピックでは
『BAD COMMUNICATION』を流してはどうだろうか。


【採点】
・ノリのいいギター 30点
・骨太のギター   20点
・妖艶なギター   20点
・赤面な歌詞     5点
・様々な火種     1点
76点

Mothership Mothership
Led Zeppelin

曲名リスト
1. Good Times Bad Times
2. Communication Breakdown
3. Dazed And Confused
4. Babe I'm Gonna Leave You
5. Whole Lotta Love
6. Ramble On
7. Heartbreaker
8. Immigrant Song
9. Since I've Been Loving You
10. Rock And Roll
11. Black Dog
12. When The Levee Breaks
13. Stairway To Heaven

1. The Song Remains The Same
2. Over The Hills And Far Away
3. D'yer Mak'er
4. No Quarter
5. Trampled Under Foot
6. Houses Of The Holy
7. Kashmir
8. Nobody's Fault But Mine
9. Achilles Last Stand
10. In The Evening
11. All My Love

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