脱R論

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【Album】The Smiths / The Queen Is Dead [1986]

英国王室御用達アルバム。

Queen Is Dead Queen Is Dead
Smiths

曲名リスト
1. ザ・クイーン・イズ・デッド
2. フランクリー,ミスター・シャンクリー
3. アイ・ノウ・イッツ・オーバー
4. ネバー・ハド・ノー・ワン・エバー
5. セミテリー・ゲイツ
6. ビッグマウス・ストライクス・アゲイン
7. 心に茨を持つ少年
8. ビカー・イン・ア・テュテュ
9. ゼア・イズ・ア・ライト
10. サム・ガールズ


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80年代の陰の部分って言葉がピッタリだ!

いつの時代も若者の代弁者的ポジションのアーティストがいるわけだが、
80年代のイギリスではそのポジションはやはりこの方々ではないだろうか。

英国のインテリ妄想草食系バンドなんて言ったら怒られそうだ。
ザ・スミス。マッドチェスター、ポストパンクの代表選手である。
ボーカルのモリッシーの綴るセンス溢れる歌詞と呟くような歌声が魅力だ。


そんなスミスの代表作であり80年代イギリス最大の問題作と言ってもいい、
タイトルからしてあまりに挑戦的な『The Queen Is Dead』だ。

当時のイギリスは鉄の女サッチャー政権の真っ只中で、
女嫌いのモリッシーからしてみればさぞかし面白くなかったのか?


正直、個人的にはアルバムぶっ通しで聴くと途中飽きてくるのだが…
ストーンズのアルバムと同じで一部の曲単位で聴くと好きなタイプだ。

アルバムを通しては全体的にシャープというか
いかにもセンスありますっ!て感じの楽曲群が押し寄せてくる。
さすがインテリ妄想草食系だ。こういう部分の感性は抜群だ。

世の中の色んな事がくだらないと思っていた若者たちの一部の層は、
このユーモアとインテリ具合が丁度いい具合に溶け合った作品に
そりゃあもうとびついた。彼らの居場所はここにあったのだ。


この作品には彼らの有名曲が結構収められているけれども、
『心に茨を持つ少年/The Boy With The Thorn In His Side』は良い。
誰にも届かない虐げられた少年の心を敢えて朗らかに歌っている。

若者の心情どころか、まだ小さい少年の心まで表してしまうとは恐るべし。
なんという妄想力!いや失敬、想像力!恐れ入る。


ちなみにタイトルが『The Queen Is Dead』表記だったり、
”The”が無い『Queen Is Dead』表記だったりするのは、
Theがある事で英国王室を意味するかしないかが変わってくるとか
そんな話を聴いた事がある。

きっと大人の事情があるのだろう。
まだしょうねんのこころをもったぼくにはよくわかりません。


【採点】
・ユーモラス         25点
・インテリジェンス      25点
・80年代イギリスの陰の象徴  15点
・類稀なる妄想力もとい想像力  3点
68点

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