脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Song】BLANKEY JET CITY / ガソリンの揺れかた [1997]

容易くカリスマだとか言うけれど。

 

カリスマと称されるアーティストは数多い。

というか一時期『カリスマ』という言葉が安売りされすぎて
みんな容易くカリスマカリスマとか言うから
巷にカリスマが溢れまくっていたわけだ…

だが、浅井健一率いるこのBLANKEY JET CITY
そんなカリスマインフレ時代にあっても真のカリスマに違いない!


多少個人的な贔屓もあるけれども、
BJCはそれ以降の邦ロック界を大きく変えたと思える程のカリスマだ。

そんな彼らのカリスマ性を感じる事が出来る1曲が、
この『ガソリンの揺れかた』である。


メリハリの効いた楽器隊が切り出す緊張感と熱量。
そして抜群の存在感でカリスマ性が溢れ出す浅井健一のボーカル。

カッコイイとかいう次元を超えて、
もう鋭利な刃物で胸をエグられる気分です。
しかもそれでいて快感!!
もっとエグって~~~


歌い方も含めた歌詞の乗せ方がまた絶妙だ。

「切なさだとか 儚さだとか 運命だとか 言うけれど 」
「そんな言葉に興味はないぜ」
「自分の命 揺らしてるだけ」


あーーーーーーーーーーーーーたまんないね!
このフレーズがカッコいいギターロックに跨ってやって来るぜ!

歌う時の言葉の区切りがまた素晴らしい。
曲全体で歌詞を表現しているというか、
単に歌詞を眺めるだけじゃ分からない。

ロックってのは理屈じゃねーんだ、体感しろ
って言われてるみたいでビリビリニ痺れる。
黄色い声で「キャーッ」て言いたくなるよね。男でも。


日本人のロック魂をビジビジ感じる入魂の一曲だ。
生きているならその命、揺らせ!


【採点】
・命、揺らそうぜ    30点
・曲は理屈じゃない   30点
・邦ロック魂を感じろ  20点
・男も黄色い声で叫びたい 5点
85点

COMPLETE SINGLE COLLECTION「SINGLES」 COMPLETE SINGLE COLLECTION「SINGLES」
BLANKEY JET CITY

曲名リスト
1. 不良少年のうた
2. TEXAS
3. 冬のセーター
4. 悪いひとたち
5. 青い花
6. 風になるまで
7. Girl
8. 自由
9. くちづけ
10. MY WAY (Bonus Track)

1. ガソリンの揺れかた
2. 左ききのBaby
3. 赤いタンバリン
4. 小さな恋のメロディ
5. ダンデライオン
6. SWEET DAYS
7. DERRINGER
8. ペピン
9. SEA SIDE JET CITY
10. SATURDAY NIGHT

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