脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

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【Album】Eric Clapton / Unplugged [1992]

紅茶のお供にアンプラグドはいかが?

アンプラグド~アコースティック・クラプトン アンプラグド~アコースティック・クラプトン
エリック・クラプトン

曲名リスト
1. シグニ
2. ビフォー・ユー・アキューズ・ミー
3. ヘイ・ヘイ
4. ティアーズ・イン・ヘヴン
5. ロンリー・ストレンジャー
6. ノーバディ・ノウズ・ユー
7. いとしのレイラ
8. ランニング・オン・フェイス
9. ウォーキン・ブルース
10. アルバータ
11. サンフランシスコ・ベイ・ブルース
12. モルテッド・ミルク
13. オールド・ラヴ
14. ローリン&タンブリン

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「上品なロック」なんて言うと
ある種それ自体が矛盾を孕んでいるのわけだが、
このアルバムにはそんな言葉がピッタリだと思う。

クラプトンの『アンプラグド』だ。
2000万枚くらい売れたんだっけか?
アコースティックギターが奏でる美しき響き!
うーん、ビューティフォー!


60年代から活動しているクラプトンだが、
彼のキャリアにもかなりの紆余曲折があり、
このアルバムの前年には息子の事故死もあってドン底だった。

しかし、そこでこのアルバムにも収録されている
『Tears In Heaven』を息子の追悼の為に作る事で復活。
これ以降のアコースティックブームの火付け役となるのである。

ハードロックブームの終焉とオルタナロックの黎明で
殺伐としていたこの頃の洋楽ロックシーンに、
まさに清涼剤のごとく吹いたアコースティックアルバム!
さすがクラプトン、これぞ大人の風格よ!

当時「クラプトン?昔の人?」みたいな感じの若年層も、
彼のこの大復活アルバムによって彼の存在を知る事となる。

しかし逆にこのアルバムのインパクトがでかくて、
クラプトンはエレキギターを弾かないアンプラグドおじさんという
認識がかなり広がったというのがまた面白い。

未だに『いとしのレイラ』というと、
デレク&ドミノス時代のノリノリバージョンではなく、
こっち収録の落ち着いたバージョンを思い浮かべる人も多いとか。


しかしこのアルバムが纏う上品な雰囲気はまさに一級品。
前述のノリノリな『いとしのレイラ』でさえ、
見事な魔法にかけられてアダルトな魅力を放つまでに変貌している。
逆方向のベクトルにここまで変換出来た例もそうそうない。


普段コーラとかばっかり飲んでる俺でさえ、
このアルバム聴くときばかりは紅茶を飲みたくなる。
やはりイギリス紳士たるもの紅茶に限りますよねー。

そんなインテリジェンスと趣きを感じる上品なロックアルバム。
まず紅茶セットを準備してから聴こうね。


【採点】
・クラプトン復活アルバム   30点
・アンプラグドブームの先駆者 30点
・アダルトで上品な味わい   20点
・紅茶はリプトン派       2点
82点

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