脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Album】coldplay / A Head Full of Dreams [2015]

ゴー☆ジャスなコールドプレイ。

ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ
コールドプレイ

曲名リスト
1. ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ
2. バーズ
3. ヒム・フォー・ザ・ウィークエンド
4. エヴァーグロウ
5. アドヴェンチャー・オブ・ア・ライフタイム
6. ファン
7. カレイドスコープ
8. アーミー・オブ・ワン
9. アメイジング・デイ
10. カラー・スペクトラム
11. アップ& アップ
12. ミラクルズ*

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なんかスパン短くない??
売り出し中の日本のアーティストかよ!

coldplayの新作と聞いて「そんなバナナ」とかいう
伝統芸能となりつつあるギャグを自然と発した方も多いだろう。

だって前作が出たのが去年だよ。いくらなんでも早すぎる。
大物バンドのアルバムの間隔は大体3年以上あるものだ。
早くても2年だと先祖代々教わってこなかったのかこの親不孝者め。

とか文句いいつつも、
しっかりとタワレコで予約入れるわけよ。ちくしょう。
でも洋楽は安いからまだ助かる。まだたすかる…まだたすかる?
マダガスカルゴー☆ジャスさんは2015年学園祭出演数№1だぞ!


そんな総売り上げ枚数が6000万枚だか7000万枚だかを超えて
きっとゴー☆ジャスではなくゴージャスな生活をしているであろう
コールドプレイさんの新作、ジャケットもなんかゴージャス。

前作の『Ghost Stries』はかなり陰鬱で暗い感じだったのだが、
今回はガラッと変えてきた。なんかトロピカルだ。

聴けばなんとなく納得した。前作と今作は対になっていて、
それぞれ陰と陽の部分を切り取ってアルバムにしたのかと。
だからリリーススパンも短かったのかな?

ただ、明るいというよりゴチャゴチャ
ビヨンセやノエルのような豪華ゲストも複数参加していて、
そりゃあもうゴージャスな仕上がりとなっているのだが、
とにかくゴチャゴチャ。そしてゲストの存在意味はよー分からん。

クリス・マーティンのボーカルさえあればcoldplayだと
言わんばかりのごった煮っぷりだ。意欲的なのは分かるけど。
でもこれならもうちょいスパン開けてじっくり煮詰めて欲しかった…。

そしてそれぞれの曲は結構面白いものもあるけど、
コレっ!というようなアルバムの象徴的曲がない。
敢えて言うならば『Adventure Of A Lifetime』?

そして以前に比べるとバンドサウンドがかなり鳴りを潜めてる。
レディへもそうだけど今後バンドサウンドは要らない子になるのか…。


とまぁ結構ここまでゴチャゴチャと書いたけど、
オモチャ箱をひっくり返したかのようなユニークさはある。
何がくるか分からない楽しさというか遊び心というか。

一つのまとまったアルバムとしてではなく、
色んな試みの集合体的な気持ちで聴けばいいのかもしれない。
一応最後の『Up&Up』のラストで締めみたいな一節が入ってて、
気持ちばかりのうまくまとめました感はあるけれど。


しかしだ、
日本盤ボーナストラックの『Miracles』だけど
Youtubeで聴いたところこれが良い曲だったのが悔しい…!
なんか一番コールドプレイらしい曲がボーナストラックなんですけど!

俺はね…
俺みたいなスーパーで半額の惣菜狙ってるような人間はね…
ボーナストラック捨ててでも安い輸入盤を買うしかないんだよ!
ゴージャスな国内盤とかねゴージャスな人間しか買えないんだよ!
ゴー☆ジャスな人間は輸入盤買うんだよ!そこんとこ頼むよ!

…なんかちょくちょくゴー☆ジャスさんディスってすんません。
俺は好きですよゴー☆ジャス藤崎マーケットくらい。


【採点】
・ゴージャスなゲスト   30点
・ゴージャスなジャケット 20点
・ゴージャスな国内盤   15点
ゴー☆ジャスな輸入盤  ー1点
64点