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脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

脱R論 - 一般人の一般人による一般人のための音楽ブログ。

【Album】Led Zeppelin / In Through the Out Door [1979]

アーティスト:レ 洋楽 1970年代 65~69点 Album

あなたの人生、変わるわよッ!?

In Through the Out Door In Through the Out Door
Led Zeppelin

曲名リスト
1. In the evening
2. South bound saurez
3. Fool in the rain
4. Hot dog
5. Carouselambra
6. All my love
7. I'm gonna crawl

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どんなものにも変化というものは付き物だ。
誰しも5年前と同じ感覚で生きていないだろう。

もし「いや、自分は昔っから変わっていない!」とか本気で言う
昭和の頑固親父風の化石人間がいたらマジでヤバい
時代に沿って変わっていかないとボケるでホンマに。
俺だって最近少しずつ嫌いなもの食えるようになってるよ。


しかしアーティストにおいては
変わらない事も一種の美徳とされる節がある。
いつも通りの安心感というか、ファンの期待に応えるというか。
自分の中にあるオリジナリティを大事に守るのはいい事だろう。

一方で常に時代と向き合って表現を模索するアーティストもいる。
ビートルズだって初期と後期じゃまるっきり違うのだ。
変化を恐れずにチャレンジするというのもまた大事な事である。


ハードロックの元祖であり代表格、レッドツェッペリンも変わったのだ。
それもこのツェッペリンの8枚目でありラストアルバムの
『In Through the Out Door』は変わり過ぎだ。

1st2nd辺りを聴いて次にこのアルバムを聴こうものなら、
間違いなく「お前誰?」状態だ。それくらいの激変っぷりだ。

夏休み前に石原さとみのようだった女の子が
二学期に登校してきたらあやまんJAPANみたいになってるくらいの衝撃だ。
どうだ恐ろしいだろう。逆にあやまんJAPANが好きな人もいるだろうが。


そんなわけでこのアルバム『In Through the Out Door』だが、
まーすこぶる人気が低い。ツェッペリンの作品として見なされないレベル。

とにもかくにもハードロックが感じられない作品なのだ。
1stから脈々と受け継いできた硬派なハードロッカーの血が見えない。
やはりあやまんJAPAN支持者より石原さとみ支持者が多いという事だ。

ツェッペリンは一度5枚目のアルバムでもややハード路線から外れて、
その時も「この軟弱者!」とセイラさんにビンタされて
「何だってんだ!?」と返すカイシデンだったわけだが、
そんなやり取りすら可愛く思える程に変わり果てているのだ。


ただ困った事がある。
それは、このアルバムがそれはそれでまあ聴ける作品だからだ。

ツェッペリンのハードさを期待して聴くとソフトだが、
miwaちゃんの柔らかさを期待して聴くとマッチョである。
つーかmiwaちゃんローキック2発でHP削れそうな体だから心配よ。

まあつまりアレだ、
ツェッペリンと思わずに聴けばなんか普通に聴けちゃうのだ。
なかなか難しい事ではあるが、そんなアルバムなのだ。


変化の理由は詳しくは知らないが、このアルバムの制作前に
ボーカルのロバート・プラントの息子が病気で急逝する事件があった。
さらにはパンクやニューウェーブ勢で変革が始まった音楽シーン。
そんな様々な状況の中で「彼ららしくない」作品が生まれたのだろう。

そしてこのアルバムは非常にバラエティに富んでいる。
ギターが控えめでサンバやカントリー調の曲もある。
『All my love』は亡くなったロバートプラントの息子に捧げた曲だ。
決してハードではないが、綺麗な曲である。

そしてジャケットは洋楽ロックファンにはお馴染み、
俺も大好きなあのヒプノシスだ。アダルトで落ち着いた感じがある。

ちなみに6種類のジャケット違いバージョンがあったらしいので、
これは立派な複数商法だ。しかもどのジャケットか分からないように
封筒に入れた形で発売されていたらしいから徹底している。
普段からAKBやらジャニーズやらの複数商法を叩いている諸君は、
同様にレッドツェッペリンも叩きましょう。


そんな色々な冒険心に溢れたアルバムだったのだが、
この後ドラムのボンゾが急逝してしまう。
そして実質的にこれがラストアルバムとなってしまったのだ。

このアルバムを聴くと、もしツェッペリンが続いていたら
彼らは次にどんなアルバムを出したのかと妄想してしまう。
でも、このバラエティに富んだある意味で裏切りのアルバムが
ツェッペリンとしての最後のアルバムでも良かったとも思う。

ハードロックの伝説、
レッドツェッペリンのラストアルバム。
この最後の劇的な変化を受け止めて、
その先にあった未来を想像してみよう。

【採点】
ツェッペリン最終変化  20点
・ジャケット違い複数商法 20点
・その先の未来はいかに  20点
あやまんJAPANもまぁまぁ好き 5点
65点

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