脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

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【Song】怒髪天 / オトナノススメ [2010]


深夜枠から響かせる。

今年の頭、ロックバンド怒髪天のボーカル増子直純が、
真面目なNHKの深夜(早朝?)番組『視点・論点 』に出演していた。

この番組は色んな知識人・文化人の方が一人で出演し、
10分以内に持論を語るという趣旨の番組なんだが、
結構面白い回もあるので俺も録画してちょくちょく観ている。

増子さん自身、何年か前も同番組に出演していたし、
経歴的にも色々な顔をお持ちなので出演はそこまで驚く事でも無いが、
これがまた実に熱いスピーチだった。アーカイブがあったんで貼っとく。
⇒視点・論点 「成人て何?」

そう、若者よとりあえず選挙行こうぜ!
⇒若者に告ぐ、今度の選挙は白票でも投じろ。 - 脱R論

しかし大人ってどういう状態の事をいうのかと問われると、
意外に返答は難しい。俺はいつから大人になったのか?
いや、そもそも俺は大人と言えるのか?いつから大人だと錯覚していた?

ただただ時間を費やせば大人になるのかと言えば多分NOだろう。
やはり自分で生計を立てて暮らしているという事が一つの指標なのかな。

でも苦行に耐えてお金貰ってただ日々を過ごしている姿は、
なんだろう、大人というにはあまりに希望が無さすぎるのではないか。
大人が皆「大変大変」「忙しい忙しい」ばかりじゃつまらないだろう。


そんなネガティブな大人像を若い人に刷り込ませてはいけない!
「大人って楽しい」「ポジティブに行こう」そんな力強い歌がコレなのだ。

オトナはサイコー!オトナはサイコー!
ぜんぜん楽勝 恐れるに足らん


いい事言って下さってますよ増子さん。
先程の視点・論点での話ともリンクするが、
やっぱり大人は若い人達に「楽しい大人」を見せるべきなんだよ。

変に怖がらせたりするから「大人になりたくない」などと言い出すし、
下手すると「大人の世界は汚い」「大人の言う事は信じない」と
ダークサイドに堕ちてしまう事だってあるのだ。
黒いマスク被ったり、自分の師匠や自分の子供と対決したりするのだ。


でも世間の雰囲気的には「若いうちは楽しい」「大人は辛い事ばかり」
という暗黙的なラインが出来ている気がするよね。
若い人からすれば大人は修行僧のようなイメージ。そりゃ嫌でしょ。

だけど本来そんな事は無いハズだ。
そういった意味で「世の中を楽しむ」というのは子供も大人も共通なんだ。
楽しんでいるかどうかを子供と大人の線引きにすべきでは無い。

オトナはサイコー!青春続行!
人生背負って大ハシャギ


こういう風に大人がはしゃいでいる姿を見せれば、
きっと子供や若者は「大人でも俺らと変わらない、楽しそう!」
と考える事が出来る。実際、大人って意外とみんな子供だよ。
大人って意外となんとかなる、子供の延長に過ぎないって事よね。


そんな大人への一歩を後押ししてくれる曲。
これは若者だけの曲ではない、大人だって大人の定義を見直せる曲だ。
というか怒髪天の増子さんってもう50歳になるんやね。若く見えるな。

というわけで、
選挙権を貰って今週の日曜どうしていいか分からない若者達。
この曲を聴いて、増子直純の視点論点を読んで、あとこのブログを読んで
あぁ、大人って大した事ねーな」と思ってから選挙に行こう。


ちなみに増子さんは、ゴールデンタイムの番組ではお目にかかれない
マイナーなアーティストを扱う深夜番組「音流〜On Ryu〜」の
MCをずっと務めている。あの番組ももうかなり長いな。

深夜帯が非常に似合う男、増子直純
こんなに若者に響くメッセージを持っているのに、
良い子は皆寝ている深夜帯ばかりに出演するとは、
なかなかにすれ違いが多そうな男でもある。

【採点】
・大人の定義を考えろ  30点
・大人だってはしゃげ  20点
・若者は選挙に行け   20点
・増子は深夜帯を飛び出せ 3点
73点

オトナマイト・ダンディー オトナマイト・ダンディー
増子直純 怒髪天

曲名リスト
1. オトナノススメ
2. ヤケっぱち数え歌
3. ド真ん中節
4. オレとオマエ
5. 俺ときどき…
6. 武蔵野流星号
7. 悪心13
8. ふわふわ
9. アフター5ジャングル
10. 我が逃走

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