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脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

脱R論 - 一般人の一般人による一般人のための音楽ブログ。

【Song】モーモールルギャバン / Dr.PANTY [2016]

アーティスト:モ 邦楽 2010年代 75~79点 Song


失われたパンティー愛を取り戻せ。

先に言っておく。今日の記事は一段とキモイ
人によっては眩暈とか吐き気とか催すかもしれん。
自信のない方はここでUターンする事をお勧めする。


「パンティー」という言葉は不思議だ。
パンツと違って容易に口に出す事が憚られる単語である。

そんなわけでパンティーという言葉は最近あまり聞かなくなった。
俺が小さい頃は漫画とかでも皆パンティーと言っていた気がするが、
近年では完全にパンツに支持率を奪われている状況である。

パンツとパンティー、何が違うかと言えばその言葉の持つ印象だ。
パンツは近年では下着という意味以外にもズボンに使われる事もあり、
口に出す機会は多い。それ故下着という意味で使うのも比較的容易だ。

しかしパンティーとなると突然女性用下着に限定した意味になる。
パンツと聞いて頭の中に浮かび上がるイメージは定まりにくいが、
パンティーと聞いて頭の中に浮かび上がるイメージは、
ウーロンが神龍に願ってゲットしたように割と鮮明である。

またパンツだと3文字かつ「ツ」で終わるのがスタイリッシュだ。
文字を眺めてもピシッと着用している感じが伝わってくる。
リズミカルで溌剌とした健康的な語感だと言えよう。

対してパンティーはなかなか使いづらい雰囲気がある。
「ティー」という英国紳士的なお上品さがありつつも、
それが最後に来ると歯切れが悪くなんだか急に恥じらいが生まれる。
そしてそれが「なんだかいやらしい言葉を発している」と感じられる。

海外では普通に「パンティー」が日常的に使われているらしいが、
恥の文化とされる日本においては「パンティー」という言葉は
その言葉の響きから徐々に人気が無くなっていったのではないだろうか。


しかしだ、そんな恥じらいを一切捨て去り
この日本において声高々にパンティーと叫ぶ奴らが存在する。
モーモールルギャバン、サイケでポップな3人組バンドだ。
ドラムがボーカルというなかなかに珍しい形態である。

彼は昔から筋金入りのパンティー支持派だ。
歌詞の中ではパンティーという言葉が飛び交い、
ライブでは「パンティー!」「パンティー!」の大合唱だ。

普段からパンツ勢に抑圧されパンティーと言えなかった奴らは
彼らのライブで日頃の鬱憤を晴らすべくここぞとばかりに叫びまくる。
その光景はかつてのロックの精神そのものでありユートピアである。


そんな彼らの今年のミニアルバムからの一曲『Dr.PANTY』だ。

「選ばれしアンダーウェア」

チラリズムは美学」

「Dr.PANTY みなぎるチカラをくれよ」

パンティーへの渇望を見事に表現している熱い曲である。
これは愛だ。紛れもない愛。パンティーへの敬愛に満ち溢れている。

そして歌詞だけではなく、曲もサイケデリックで面白い。
少しマニアックな曲調で地味で根暗な展開かと思いきや
サビでワクワクするようなポップさが花開く。
しかしそれもどことなく切なく、満たされない心情が感じ取れる。

パンティーの持つ輝き、魅力を存分に表現した
彼ららしい珠玉のパンティーソングである。

そう、我々はパンティーという言葉が持つ響きを
今一度見直すべき時期に来ているのではないか。
いやらしさではなくパンティーの言葉が持つキュートでポップな一面、
モーモールルギャバンはそれを再確認させてくれる歌を届けてくれた。

さすがギャバン宇宙刑事だ。
「愛ってなんだ ためらわないことさ」
パンティーを蒸着したらためらわずに屈託なき愛を叫ぼう。


【採点】
・若さってなんだ    30点
・ふりむかないことさ  30点
・パンティーってなんだ 10点
・パンツの粋な言い方さ  5点
75点

PIRATES of Dr. PANTY PIRATES of Dr. PANTY
モーモールルギャバン

曲名リスト
1. 美しい思い出だけじゃないけど
2. Dr.PANTY
3. シャンペイン
4. モスコミュール・メルシー
5. イグノアの娘
6. シャラララ・ラブレター
7. なにもかも忘れたよ

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