読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

脱R論 - 一般人の一般人による一般人のための音楽ブログ。

【Song】Oasis / Supersonic [1994]


労働者の心にオアシスを。


英国の伝説的ロックバンドOasis(読み:オアシス/通な読み:オェイシス)。
そんなオアシスのドキュメンタリー映画が現在公開されている。

なんか評判いいらしいね。観たい。でも県内で公開されていない。
でも県外に行くのは面倒。ドローンでいいから誰か俺を映画館に運んで。

⇒映画『オアシス:スーパーソニック』公式サイト

映画に寄せて日本の色々なアーティストもコメントをしている。
こうやって見るとやはりオアシスは凄いバンドだったんだなと思う。
イギリスのみならず日本のバンドにも多くの影響を与えているわけだ。
もう解散して8年が経つが未だにファンを増やしている感もある。


そんなオアシスだが、おおよそ初期中期後期の3つに分かれる。
初期は90年代1st~3rdアルバムの間のブリットポップ期。
中期は2000年代前半4th,5thのちょっとサイケデリックな時期。
後期は2000年代中盤以降6th,7thの硬派なオルタナティブロック期。
3rd~5th辺りの捉え方は人によって意見が分かれるところだけど。

大体は初期が人気であり、特に2ndアルバムは俺も大名盤だと思う。
(What's The Story) Morning Glory?
Oasis
B000002BBY
この2ndアルバムは英国ではビートルズの『サージェント~』や
ピンクフロイドの『狂気』等と同様に一家に一枚レベルの普及率とか聞く。
 
しかしアメリカでオアシスと言えば
この2ndアルバムの一発屋扱いらしいのがなんとも。
メリケンにはOasisの良さが分からないらしいぜHAHAHA!


そんな伝説的バンド、オアシスのデビューシングルだった曲こそが
この『Supersonic』なのだ。訳すると「超音速」。
今回のドキュメンタリー映画のタイトルにもなっている。

この『Supersonic』という曲、
確かにオアシスの初期の初期の曲なわけだが
個人的にはどうも後期っぽさを感じる曲でもあるんだよね。

ちょっと退廃的で暗く響くロックサウンド。
そんなにポップな感じも無く張り詰めた緊張感も無い。
でもとってもオアシスらしい一曲である。
そう考えるとやはりこの曲こそがオアシスの源泉だったと思う。
オアシスの源泉。自分で言っといてなんだがコレうまい言い回しじゃね?


しかし歌詞は田舎出身のロックスターを目指す若者って感じだ。

I need to be myself
 俺は俺自身になる必要があるんだ。
I can't be no-one else
 俺は他の誰でもない。
I'm feeling supersonic
 俺は超音速を感じてるぜ。  

歌詞はノエルが酒場で酒を飲んだ勢いで書いたらしい。
直接的な表現が無いのでやや掴みにくいが、この青臭い感じがオアシスだ。 
日本だと間違いなく中二病とか言われる類の歌詞なのだが、
これをオアシスが歌うと途端に輝きを放つ。

まさに彼らの初期衝動を感じるエネルギッシュさに溢れている。
鬱屈な日々に飽き飽きしている彼らがそのぶっ壊したい日常を描き、
それをルーズなバンドサウンドに乗せて力強く歌う。
いつの時代も変わらないロックの基本的な精神性が見て取れる。


そんなオアシスが未だにロックスターとして支持されているのは、
やはり彼らが地方の労働者階級出身なのが大きいと思うんだよね。

歌詞の内容も勿論そうだけど、
服装もジャージのような作業着っぽい奴を良く着ていたと言う話は、
彼らがワーキングクラスのヒーローだったという象徴的なエピソードだ。

ロンドン出身の華やかなバンド達とは違ってオアシスには泥臭さがあった。
そんな彼らがスターダムに駆けあがる様に多くの英国人が熱狂したわけだ。

特に90年代の英国音楽シーンで盛り上がっていたのが、
中産階級出身のバンドのブラーとオアシスのバトルである。
この両者はちょくちょく比較されチャートでも対決したりしていた。
あれは都会と田舎の代理戦争みたいなもんだっとたと言えるのかも。

思えばビートルズも労働者階級からのバンドだったんよね。
英国人って気高い印象もあるけど意外とそんな血も流れているのだろうか。
オアシスもそういう理由からビートルズをとても敬愛しているそうだし。


そして俺はオアシスが日本でいつまでも人気なのは、
そういう彼らの労働者のルサンチマン精神がウケているのかもと思う。
特に労働問題や地方格差で揺れる昨今の日本においては、
俺らのような庶民を勇気づけてくれるロックスターとして
オアシスという存在は今こそ見直されるべきかもしれない。

ただ日本人の中からは
彼らみたいなロックバンドの成功例は生まれ無さそうなのが、
なんとも残念な感じではある。いや、生まれて欲しいけどさ。


まさにスーパーソニック、”超音速”で時代を駆け抜けたオアシス。
ここまで書いてたら映画すっげー見たくなってきたぞ。
とりあえず寒いから暖かくなってから動こうかなー。

ちなみに嵐にも『Supersonic』って曲がある。
やっぱり中二病精神って大事だね!


【採点】
・オアシスの源泉   30点
・労働階級のロック  30点
・日本にも通じる精神 20点
・県外に行くの面倒  -5点
75点

Definitely Maybe (Remastered) (Deluxe) Definitely Maybe (Remastered) (Deluxe)
Oasis

曲名リスト
1. Rock ‘n’ Roll Star (Remastered)
2. Shakermaker (Remastered)
3. Live Forever (Remastered)
4. Up In The Sky (Remastered)
5. Columbia(Remastered)
6. Supersonic (Remastered)
7. Bring It On Down (Remastered)
8. Cigarettes & Alcohol (Remastered)
9. Digsy’s Dinner(Remastered)
10. Slide Away (Remastered)
11. Married With Children (Remastered)

1. Columbia (White Label Demo) (Remastered)
2. Cigarettes & Alcohol (Demo) (Remastered)
3. Sad Song (Remastered)
4. I Will Believe (Live)(Remastered)
5. Take Me Away (Remastered)
6. Alive (Demo) (Remastered)
7. D'Yer Wanna Be A Spaceman?(Remastered)
8. Supersonic(Live) (Remastered)
9. Up In The Sky (Acoustic) (Remastered)
10. Cloudburst (Remastered)
11. Fade Away (Remastered)
12. Listen Up(Remastered)
13. I Am The Walrus (Live Glasgow Cathouse June ‘94) (Remastered)
14. Whatever (Remastered)
15. (It's Good) To Be Free(Remastered)
16. Half The World Away (Remastered)

1. Supersonic (Live At Glasgow Tramshed)
2. Rock ‘n’ Roll Star (Demo)
3. Shakermaker (Live Paris Instore)
4. Columbia (Eden Studios Mix)
5. Cloudburst (Demo)
6. Strange Thing (Demo)
7. Live Forever (Live Paris Instore)
8. Cigarettes & Alcohol (Live At Manchester Academy)
9. D’Yer Wanna Be A Spaceman? (Live At Manchester Academy)
10. Fade Away (Demo)
11. Take Me Away (Live At Manchester Academy )
12. Sad Song (Live At Manchester Academy)
13. Half The World Away (Live, Tokyo Hotel Room)
14. Digsy’s Dinner (Live Paris Instore)
15. Married With Children (Demo)
16. Up In The Sky (Live Paris Instore)
17. Whatever (Strings)

Amazonで詳しく見る by G-Tools
広告を非表示にする