脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

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【Song】おかあさんといっしょ / イカイカイルカ [1998]


ライブバンドは見習うべし。


NHKの『おかあさんといっしょ』という番組。
実に不思議な番組じゃないですか。

小さい頃に観てて成長するに連れて観なくなって
そしてまた人の親になったら子どもと一緒に観始める。

人生に於いてこんな視聴サイクルを描く番組はそう多くない。
あとはアンパンマンとかドラえもんとかあの辺くらいだろう。


そんなわけで我が家もその他のごくごく一般的な家庭と同様に
おかあさんといっしょを娘と一緒にエンジョイさせて戴いている。
やはり娘にはウケが良くて特に踊りの場面はとても真剣に観ている。

ホントはナンバーガールのライブDVDとかを
娘と一緒にエンジョイしたいところなんだけど、
それはもう少しだけ先延ばしにしたいと思う。
でもいつかシブヤは炎上するか?でワガヤはエンジョイしてやる。
シブヤROCKTRANSFORMED状態 [Blu-ray]

そんなおかあさんといっしょなんだけど、
今月から歌のおにいさんが変わった。
前任のだいすけお兄さんからゆういちろうお兄さんへと
バトンタッチされたのだ。

だいすけおにいさんは彼此9年もの間、
同番組の歌のお兄さんを担当されたようで歴代最長だったそうだ。
歌のお姉さんは昨年交代していたのでこれでお兄さんお姉さん共に
フレッシュな面子へと模様替えした形となった。

ここ最近おかあさんといっしょに復帰した俺からすれば
だいすけお兄さんがそんなに長かったとは知らんかったけど、
「あのお兄さんまだ頑張ってたんだねー」的な感想を抱く人もいるみたい。

でも後任のゆういちろうお兄さんも、
違和感なくすぐ慣れそうな感じでスムーズにバトンタッチされたと思う。


それにしても歌のお兄さんお姉さん、体操のお兄さんお姉さん、
みんな凄いメンタリティだよ。

ライブツアーみたいな感じで
全国各地でおかあさんといっしょのコンサートが開催されているけど、
あの大観衆の前であのちょっと恥ずかしい歌と踊りを
楽しくパフォーマンスするお兄さんお姉さんのプロ根性が半端無い。
下手なアーティストよりよっぽどライブ向きな方々だと思う。


そんなおかあさんといっしょだが、
久しぶりに観ると知らない歌も多かったんだけど
俺が小さい頃聴いていた歌もたまに流れたりして
結構ノスタルジックに浸れたりするのがまた良い。

そして大人になって聴いていると改めてそのサイケデリックに驚くのだ。

意味など分からなくても語感だけで楽しめるようになっている歌詞が多く、
さらに曲も変調が繰り返される組曲のような構造だったりするのに
自然と体が反応するという不思議なパワーを秘めている。
人間の本能に訴えかける極めて高次元の音楽が流れてくるのだ。

きっと考えに考え抜かれて作られたのだろう。
そう思うと作詞家・作曲家達のその類まれなるセンスには本当に感服する。


そんな中でも特にヤバイと思うのがこの曲『イカイカイルカ』である。
タイトルからしてもう出オチみたいな曲なのに、
聴けば聴くほどどこまでもオチっぱなしの強行突破っぷりで
その底なし沼のようなカオスっぷりに感覚を絡めとられてしまうのだ。

イールカ! イカイカ るるるる るるるる~
イカイカ イルカ はっ! るるるる るるるる~

これ考えた人天才だろ。

これを極上にノリノリなメロディーにぶつける事で
最大級にキャッチーな曲が出来上がっている。
こいつぁヤバイ。この曲さえあればガチで世界を洗脳する事も
夢じゃないような気がしてくる。

そしてまたこの曲を歌う時のコスチュームがヤバイ。
あのお兄さんお姉さん方がコントのようなイカとイルカのキグルミを着て
忘年会のようなテンションでパフォーマンスするのである。

コレが出来たらマジで何も怖くないだろう。まさに鋼のメンタリティ。
歴としたライブアーティストの仲間入りである。
ライブが苦手なバンドとかはホント彼らを見習ってほしい。


そんな数々の名曲・迷曲を生み出してきたおかあさんといっしょ
中でも昔から歌い継がれている曲というのは、
時代を超えて通用する事が確認された曲という事なので
まさにエリート中のエリートの選び抜かれた曲なのだ。

そう考えるとおかあさんといっしょの曲は
今後どんどん内容が洗練されて濃くなっていくと考えられる。
恐ろしい限りだ。そのうち中毒者とか出てきて病名とかつけられるかも。


ちなみに俺は「ドレミファ・どーなっつ!」世代である。
ミド・ファド・レッシー・ソラオの歌詞の部分が
歌詞そのまま音階である事を発見して(※ソラオの「オ」は「シ」)
鍵盤で試して楽しんでいた世代である。

一応「にこにこぷん」の記憶もあるのだが、
本当に小さい頃だったためかあまり覚えていない。
つまりはまぁちょうどその辺りの境目の世代だったんだろう。

そして今のおかあさんといっしょは「ガラピコぷ〜」である。
元気な女の子チョロミーとちょっと気弱な男の子ムームーという
なんとも現代の世相を反映したようなキャラ設定である。

さらにガラピコという会話が出来るロボットまで登場して、
まさにこれからのAI時代を予見させるかのような布陣だ。
時代を的確に捉え順応していく番組。おかあさんといっしょ、侮れない。


あと個人的に好きだったキャラが「かぞえてんぐ」。

ものを数えるのが大好きという変態モンスターだ。
数えたい物を見つけるとハアハア息を切らしながら興奮するとかいう
どの同人誌から引用したのか出典がとても気になるキャラクターだった。

このキャラクターはだいすけお兄さんが演じていたわけだが、
だいすけお兄さんの卒業と共にかぞえてんぐのコーナーは終了し、
新たに「シルエットはかせ」というキャラが登場した。
かぞえてんぐクラスの変態っぷりを発揮できるか注目したい。


だいすけお兄さん9年間もの間本当にお疲れ様でした。
何でもだいすけお兄さんとゆういちろうお兄さんは
同じ国立音楽大学の出身だそうだ。ゆういちろうお兄さんも
きっとだいすけお兄さんの意志を繋いでくれると期待している。

みんなで新しいお兄さんが演じる変態キャラに期待しようぜ!


【採点】
・驚異のサイケソング   30点
・恐るべきメンタリティ  20点
・新しいお兄さんにも注目 20点
・国立音楽大は私立大学   1点
71点

NHKおかあさんといっしょ 最新ベスト~イカイカイルカ~ NHKおかあさんといっしょ 最新ベスト~イカイカイルカ~
速水けんたろう 茂森あゆみ

曲名リスト
1. すてきな言葉
2. くものしま
3. 雲の手紙
4. ひまわりとわたあめ
5. ねこのひげ
6. ないてたらね
7. どっこいしょ
8. ぴしゃん
9. イカイカ イルカ
10. せんたくものだゆう
11. ごめんねピーマン
12. マカポカヒラリン
13. ギラギラギララ
14. おつきさまがほしい
15. しんゆうになろう
16. ゆめをひとさじ

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