脱R論

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【Album】Royal Blood / How Did We Get So Dark? [2017]


元気盛りの英国貴族。

How Did We Get So Dark? How Did We Get So Dark?
ROYAL BLOOD

曲名リスト
01.How Did We Get So Dark?
02.Lights Out
03.I Only Lie When I Love You
04.She's Creeping
05.Look Like You Know
06.Where Are You Now?
07.Don't Tell
08.Hook, Line & Sinker
09.Hole In Your Heart
10.Sleep
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完全にスルーしていた。
もう一年も近く前にRoyal Bloodの新作が出ていただなんて。

誰か教えてくれよ!と言いたいところだが、
そういえば俺には洋楽に詳しい友人がいなかった。
というかまず俺の友達の母数が少なかった
そしてその数少ない友人は揃いも揃って皆アニメに詳しい。


さて、愚痴から始まって申し訳ないのだが
ここ最近のここジャパンって場所は
とにかく洋楽の情報が手に入りにくいんですよ。

といいつつも俺はまだ自分から情報集める方ではあるので、
ロッキンオンとかナタリーとかをたまに巡回しているの。
でもそれでも今回のように取りこぼしてしまう事があるの。

邦楽だったら特に気にしなくても情報が入ってくるんだけどさ、
洋楽なんて気づいたら新作出てた事がしょっちゅうですよホント。
タワレコとかAmazonのオススメとかで気付く事もあるけど、
このRoyal Bloodの新作については本気で先日まで知らんかった…。

という感じで完全に聴き逃していた
2010年代のイギリスを代表するロックデュオ、Royal Bloodの
3年ぶり2作目のアルバム『How Did We Get So Dark?』だ。

前作に引き続きまたしてもジャケットが良く分からない。
Royal Blood
同じく白黒基調だし。あとちょっと怖い。
でも前作よりはロックって感じのジャケットだとは思う。

ただ内容は正直前作の方がロックだったかなー。
間違いなくRoyal Bloodの音楽なんだけど、
前作と比べるとかなりスマートになっている感じ。



良く言えば洗練されているんだけど、
悪く言えば前作のような感情の昂りに欠ける。
好みが分かれそうだけど、やっぱ俺は1stが好きだ。

ただ前作に引き続き、デュオという2人構成で
この分厚い音楽を奏でている事には素直に驚く。
ここジャパンではデュオといえばゆずとかコブクロみたいな
ソフトな音楽イメージがあるが、Royal Bloodは完全に真逆の音楽である。


Royal Bloodはドラムとベースボーカルの2人組。
ところがどういうシステムなのかは詳しくないんだけど
なんでもベースの上部の弦がギターの役割になっていて、
ベースなのにギター音のような独特な音を出すそうだ。

それであのファスナーを一気にギュインっと閉めるような
独特のベース音(ギター音?)を表現しているわけだ。
この独特の演奏スタイルで活動当初から注目を浴び、
彼らは1stアルバムにして全英1位を獲得している。


いやぁ、やっぱいつ聴いてもかっこいいねぇ。


しかしロック・デュオというと
やっぱり俺は2000年代に活躍したホワイト・ストライプス
Royal Bloodに重ねてしまうんだよね。

ホワイト・ストライプスはギターとドラムの2人構成だったけど、
彼らもストレートにカッコいいロックだったし、
2010年代のホワイトストライプス的ポジションが
彼らRoyal Bloodなんじゃないかと勝手に思っている。


そんな大人気のRoyal Bloodさん、
日本での一般的な知名度は正直推して知るべしなんだけど…
なんと去年の夏の来日の際に
あの朝の情報番組「スッキリ」に出演していたらしい!


いやマジで全然知らんかったわ…。
もう俺の情報収集力も大した事ねーな…。反省。

しかしあれだけ硬派なロックをやっておきながら、
このVTRを観る限りでは相当におちゃめな2人でビックリ。
ドラムのとかあの見た目で半ズボンだぜ?
わんぱく過ぎるだろ。英国の勝俣州和か。

「高貴な血」なんて上級国民目線のグループ名ながらこの腕白っぷり。
しかしなんだろう、白人がこうやってバカをするのは微笑ましいのに
もしアジア人が同じ事やったらなんかちょっと違う気分になりそう。
これが白人コンプか差別感情か…難しいね。


しかし「スッキリ!!」って、
結構海外のアーティスト出るんだよねー。

朝はNHKな我が家はスッキリ観てないんだけど、
たまにネットニュースで話題になったりすると、
スッキリって日本への布教に貢献してんだなって思います。


さて、そんなおちゃめなロックデュオの新作も
当然のようにイギリスでは1位を獲得しました。
ロックが下火なこの時代にすげーですよほんま。

やっぱイギリスはまだまだロックの需要があるんかな?
アメリカさんはもうR&Bヒップホップばかりだけど…。


でもそれでもこのRoyal Bloodがここまで人気なのは
個人的には結構謎だなってところもあって、
ガレージロックがリバイバルした2000年代ならまだしも、
この2010年代にこんなロックが人気になるのは実に珍しい。

確かRoyal Blood自身も公言していたと思うけど、
彼らの音楽のベースにはツェッペリンやサバスのような
70年代ハードロックが流れている。もう40年以上前の音だ。

勿論俺はそれでも全然カッコいいと思うんだが、
時代の流行的には間違いなくアウトローな存在である。
良くもまぁ今の時代にここまで人気があるよなぁって。

まぁおっさんばかりが騒いでるだけかもしれんけどさ、
でもこういうロックを貫き通して引き継いでいく役割って
少数でいいからいつの時代もいて欲しいな、とも思った。
「カッコ良かった」で終わらせない、現在進行形のロックとして。


そんなわけであんだけ腕白なRoyal Bloodなら
今後もきっとまだ元気に活動してくれるはず。
是非とも強烈なロック魂をこれからも鳴らし続けてほしい。

あとごめんなさい、実はちょっと前まで俺の中では
Royal Bloodは1stで終わってしまう、そんな気がしてました。
いやぁちゃんと1stの続編的アルバムで成功しましたね。すみません。

ただ次は意外と今の構成を崩して別の事やりそうな
そんな気がしないでもない。
まぁそれはそれで面白そうだけどね。

そして次のジャケットも白黒かな??


【採点】
・いつの間にか出てた  30点
・スッキリにも出てた  30点
・実はわんぱくおちゃめ 10点
・次こそは情報を確実に -3点
67点

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