脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

西洋美術史は面白い!15分でおさらいする歴史的名画30作

ロックも絵画も愛せよ。

続きを読む

これからの「音楽ランキング」の話をしよう

音楽ランキングはこの先生きのこれるか。

いえーーーい!!ランキング乞食のみんな見てるぅぅぅぅ!!!???


今日も「ランキング」と名の付く何かを求めて(*´Д`)ハァハァとよだれを垂らしながら、
「ランキングをくれ~なんでもいいから俺にランキングを見せてくれ~」
ランキング摂取の禁断症状が出て仕方がないのではないでしょうか。

news.yahoo.co.jp


ほーら、イマドキ女子高生の好きなアーティストランキングだぞ~♪


みんなこういうのを欲しがってるんだろ??
これで若いコの事を知った気になってワンチャン狙ってるんだろ??
キモッ!!ランキング乞食のそういうとこキモッ!!
ランキングを不純な事に利用するなんてこのランキング警察が許さんからな!!

ランキングの役割を考えてみたい


さて、世の中に情報が溢れ返るこの現代社会、
世間一般で言う「ランキング」と呼ばれるものが担う役割や意味は
変化に晒されつつその存在価値を問われている状況にあるとも言えます。

20年以上に渡りランキングを摂取し続けてきた
ランキングメタボの私としましてはですね、
様々なランキングが楽しめるというのはとてもうれしくてもうおなか一杯です!


まぁみんなが自由にランキングやってあーだこーだ言うのはいい事なんだと思う。

むしろ下手な情報が権威を持ったりすると、時と場合によっては問題になるからね。
結構前だけど、俺はオリコンをボロクソに書いた事もあったし。 

drr.hateblo.jp

 

しかし5年前は正直公害レベルだと思ってたオリコンだったけど、
あれからオリコンも集計方法を時代に合わせて変化させたりして
前よりかは参考になるランキングに変わってきてますよね。

だからちょっとした個人サイトの企画のランキングとかいいんじゃないですかね。

こういっちゃあなんだけど大手メディアのランキングに比べれば
大した影響力もないし。ね、だから俺の作ったランキングも見ていってね!
NAVERまとめにいっぱい作っておいたから!!


matome.naver.jp



あ、2020年の9月でNAVERまとめ閉鎖してた。


あんだけ頑張って書いた俺の記事の・・・霊圧が・・・消えた・・・?

うーむ、WELQとかの問題もあったしなー。
というわけでNAVERに書いてた渾身のまとめ記事は、
折角なんでそのうちブログに転載します。


…さて、というわけでランキングに限らずの話だけど、
特定の情報だけに頼るのは良くないので何事も広く情報を集める事が大事ということ、
その辺りはなんとなくみなさん感じている事だと思います。


だが

実は

俺は

昨今の音楽ランキングの状況を


心配しているのだーーーーーーー!!!



ホント心配してて夜も眠れなくて鬱が再発しそうなくらいなの。
いいのか音楽業界。コロナで大変な状況だってのにいいのかこのままで。
いいか、俺はな、ニッポンの未来を案じてこんな事を言ってるんだ。

というわけでちょっと俺の話に付き合え。
ホントならカフェで小三時間くらい話したいところだけど、
コロナ警察が怖いから文章で伝える。だから読むんだ。便所でもいいから読むんだ。

知らない者にも優しくあれ


少し、話は離れるが、日本は良くIT後進国だと言われている。
一応IT業界に身を置いているし俺からしても実際にそうだと思う。

そしてその原因はかつて日本がオタクを蔑視していた事に一因があるとも考えている。
パソコンに詳しいってだけで暗くて気持ち悪い扱いヤツしやがって。
ITに強いやつを重宝してこなかったから今の日本があるんやぞ。


しかしだ、その反動からなのか最近IT詳しい人間のイキリが非常に目立つんですわ。

厚労省がコロナのアプリをリリースしたらバグを見つけては袋叩き。
ITに疎い大臣や専門家を「そんな事も知らんのかw」とあざけ笑う。
オタクの良くないとこ。自分の得意分野の知識でマウントとりたがる。


おめーらさぁ…
一体それで何が生まれるというの??


そりゃ基本のキの字も知らないIT音痴はいるだろうが、
今みたいなコロナ状況下でいちいちバカにしている場合じゃないだろ。
建設的に意見交換して知らない事は補完してブラッシュアップしていくのが筋だ。

別に知ってることが偉いんじゃないんだぜ。
そうやって知識マウント合戦やってるから、知らない人たちが
「え…私も知らなかったんだけど、それってヤバイの?恥ずかしい…」
みたいに萎縮しちゃうんだよ。寛容な社会を目指せよ。

誰だって知らない事はあるんだ。
俺だってファッションとかマジで分からんからな。
俺が普段着で保育園の送迎してるとき、
きっと周りのママ達に「ちょアイツあり得んw」とか思われてるからな。
お願い誰か俺にファッションのファの字でいいから教えて。

えーっと、つまりですね、オタクにありがちな
「知識の深さ」を自慢するような輩は正直面倒くさいんです。
なんか自己紹介してるようで気持ち悪いけど、でもそれが事実です。


さて、昨年発表されたローリングストーン誌という
それはそれは世界的に有名でありがた~い権威メディアが発表した
「歴代最高のアルバム」を覗いてみたいと思います。

rollingstonejapan.com


TOP20抜粋。

1. Marvin Gaye "What’s Going On" 1971
2. The Beach Boys "Pet Sounds" 1966
3. Joni Mitchell "Blue" 1971
4. Stevie Wonder "Songs in the Key of Life" 1976
5. The Beatles "Abbey Road" 1969
6. Nirvana "Nevermind" 1991
7. Fleetwood Mac "Rumours" 1977
8. Prince and the Revolution "Purple Rain" 1984
9. Bob Dylan "Blood on the Tracks" 1975
10. Lauryn Hill "The Miseducation of Lauryn Hill" 1998
11. The Beatles "Revolver" 1966
12. Michael Jackson "Thriller" 1982
13. Aretha Franklin "I Never Loved a Man the Way I Love You" 1967
14. The Rolling Stones "Exile on Main Street" 1972
15. Public Enemy "It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back" 1988
16. The Clash "London Calling" 1979
17. Kanye West "My Beautiful Dark Twisted Fantasy" 2010
18. Bob Dylan "Highway 61 Revisited" 1965
19. Kendrick Lamar "To Pimp a Butterfly" 2015
20. Radiohead "Kid A" 2000

 

臭っせ~~~~~~~~!!

これはこれは匂いますなぁw面倒くさいオタクの匂いがしますなぁンフンフ、
吾輩ww同族だから匂いが分かりますぞwwwヌフフwwwフォカヌポウwww


いいか、良く聴け。こういうとこだぞこういうとこ。

なんだか音楽業界はもうダメだとか音楽なんかもうみんな興味無いとかさ、
自称音楽に詳しいですみたいな人間の口からこんなセリフが出てきたりするが
そういう空気を作り出しているのはまさにこういうとこなんだよ!


「流行りの曲はつまらない」とか「J-POPしか聴かない奴は分かってない」とか
も~しかして思ってませんか!?人が聴かない音楽聴いてる自分に酔ってませんか!?

そうです、あなたの事です!!大丈夫、昔の僕も思ってました!!
今日は自己紹介多めです。今では立派に羊文学聴いてます。
そして羊文学聴かない奴は分かってないと思ってます。



いいですか、音楽クラスタのそんな閉鎖的な空気がですね、
いわゆるライト層がが聴く音楽へのハードルを上げているんです。
つーかコロナのせいで「クラスタ」って言葉が何だか使いにくいな。


このローリングストーン誌のランキングの匂いとかプンプンでしょ。
これでもトップ20辺りはまだ全然マシかと思うけどね、
けどたぶん音楽詳しくない人が見たら意味不明で逃げ出すレベルですよ。

だって俺も色々納得いかなかったもんこのランキング。
でもこれが多分世界的な”潮流”なんでしょうね。
俺の想定していたランキングはきっと”浅い”んでしょうね。はは。


さて、何が言いたいかというとこの手のマニアが作る音楽ランキングって得てして
一般的感覚とかけ離れすぎる」んですよねマジで。オタクの悪いトコ。
自分が推したいモノをプッシュするのは分かるが「俺知ってる」感が出すぎ。

ん?「じゃあ逆に一般的って何だよ!」だって?
そんなの決まってるやろ。俺の嫁のお母さんが知ってるかどうかだよ。
俺の嫁のお母さんが佐賀弁で「藤井風っておるんやろ?」と言い出したら
それは藤井風が一般的になった証だ。チョー分かりやすい。

良いランキングって何だ?


とは言ってもランキングってぇのは難しい。
「どの層に獲ったアンケートか」「誰に向けたランキングか」
「そのランキングから何が分かるのか」等々バランスがヒジョーに難しい。

最近は再生回数だったりストリーミングだったり、
あるいはフェスの出演回数やステージの大きさとかでもなんとなく
人気アーティストの序列が感じられるようになってきた。


そしてランキングの役割の一つには間違いなく
「良く知らない人でも参考にできる」という視点があるわけで、
もっと言うと最近はこの視点が特に重要だなと個人的には思っている。


昔はね、内輪なランキングでもね酒の肴で楽しめてたんですけどね、
これだけ趣味が細分化して可処分時間の奪い合いになった時代の中で
今やランキングってのは色んな人のその世界への窓口となっているわけで、
ある程度オープンかつアクセスしやすいのも大事なんですよ。

だからあまりマニアックになりすぎると
ちょっとその業界の衰退に繋がりかねないと危惧しちゃうんですよね。


そういった意味では例えば音楽サイトならココなんかは良いと思います。

drr.hateblo.jp

このサイトは音楽を良く知らない人への入り口として十分に機能していますし、
あと筆者が優しくてイケメンで周りからの信頼も絶大ですのでおススメです。


そーいや最近ではこんな企画もありましたね。

note.com


これも結果は結果で面白いんだけど、
なかなかに立ち位置が難しいランキングになってるんですよ。
マニアックかと思ったら意外と「あれ?」みたいなのもあって。
おそらく90年代好きな方が多いんだろうなというのは分かる。

一応2000年代専門家の俺から言わせてもらうとですね、
当時の若者感覚では例えば銀杏よりもゴイステの方が支持されてたし、
(インディーズじゃんと言われればそうだが)
101位にアジカンのソルファが入ってるけど、
これも実際はソルファよりも君繋ファイブエムの方が評価は高かったハズ。

だからどうも90年代のリアルタイム感が強くて、
他の年代は後追いである程度人気が出たものが認知されている感がある。
あとゆらゆら帝国とかナンバガ系、はっぴいえんど系統が強すぎる。
そういう結果なんだから仕方ないが、正直嫁のお母さんには見せられない

楽しい企画ではあるので文句は無いんだけど、
なかなか音楽ファンを増やすトリガーにはなりにくい結果だな、という感じです。


ちなみに似たようなランキングの洋楽版がつい最近もありました。

ameblo.jp

俺は結局投票に参加しなかったけど(すみません色々あって期日すぎちゃいました)
この洋楽編の結果については個人的にはすっげーしっくりくる。

俺が好きなアルバムが上位にいっぱいあるってのもそうだけど
(つーか多分それが全てだけど)洋楽初心者が参考にするには
ものすごくナイスなチョイスだなって感じなんですよね。

それでもやっぱり90年代強えーなって感覚は拭えないかなぁ。あとイギリスが強め。


つーかもうそもそもで身も蓋もない事言っちゃうけど、
もう最近は「”アルバム”ランキング」ってだけでオタク臭くなっちゃったよね…。
こんな時代に音楽をアルバムで聴くヤツなんて他にいますかっていねーか、はは。
今日のクラスの会話、あの流行りの””かっこいいとかそれが普通ですわな。


というわけで音楽ランキングって面白いけど難しいなって事です。
勿論ランキングの権威がどっかに集中するよりは全然マシな状況だけどさ。

でもオリコンへの注目度が下がって良かったかなーと思えば、
今度は逆に世間の音楽そのものへの注目度が下がってしまって
なんかみんなどの音楽が良いか分からねーとかなっちゃって
で結果的に音楽シーン全体でサブカル化してしまった感があるんだよ最近。


特に漫画・アニメ・映画とかと比べると残念な感じでして、
漫画やアニメは今やもう日本を席巻するカルチャー感があって
「面白い漫画ランキング!」とかの注目度って明らかに音楽のそれより熱量があるもん。

音楽マニアは音楽マニアの中で楽しんでいるんだからそれで良い?
うーん、そうなのかもしれんがやっぱり寂しいんですよ。
俺も周りの人間と気軽に音楽の話が出来なくなってさ、
もう今は娘に色々音楽を聴かせまくって楽しむしかない状態なんですよ俺。

ランキングを正しく案内したい


そうするとまぁここまでグダグダグダグダ
人様のランキングにケチばっかつけやがって、
じゃあお前はどんなランキングを求めてるんだよ?ってなりますよね。

そう。俺もそう思います。このランキング飽食時代において、
一体何がこの俺の飽くなきランキング飢餓状態を満たしてくれるのか。

俺から言える事は全ての人を満足させるランキングなんて絶・対・無・理だから、
いっそクラス分けしてしまうのがいいんじゃないかねとか思ってるんですよ割とマジで。


みんな思いません?ネットニュースとかの「○○ランキング!」を覗いてみたときにさ、
ラインナップ見たら「あーこの手のランキングかもうええわ」ってならない?

言われる前もに先に言わしてもうええわってならん?


そう、自分が思ってたんとちゃうときは「ああ自分の守備範囲外だな」ってなるじゃん?

この問題って無条件に「○○ランキング!」とか言ってるから良くないんであって、
「○○ランキング!(※田舎のマイルドヤンキー基準)」とかつけておけば、
自分が興味ないランキングとの遭遇事故を減らして
世の中の無駄な可処分時間を減らしていく事に繋がると思うんですよね。

例えば、例えばですよ。
こういうのはどうだろう。

たとえば「アニソン名曲ランキング!」なんて特集があったら100%荒れるじゃん。
あちこちで衝突事故が起きまくり。これはもう交通整理出来てないのが問題なんです。

だからここはクラス分けします。例えばこんな感じ。
まずレベル1(初心者用)

アニソン名曲ランキング【初心者】
1.ルパン三世
2.マジンガーZ
3.タッチ
4.宇宙戦艦ヤマト
5.Get Wild


まずこれだとアニメ知らないおっさんおばさん共がとりあえず納得します。
が、一般人からは古いとかオタク層から分かってないと言われます。

アニソン名曲ランキング【一般人】
1.残酷な天使のテーゼ
2.紅蓮華
3.やさしさに包まれたなら
4.そばかす
5.世界が終わるまでは


はいかなり一般的感覚ですね。テレビのゴールデン帯とかでやるなら妥当です。
ただオタク的には不満足で「浅い」選曲です。彼らの選民意識は満たされません。
だからもう一階層、

アニソン名曲ランキング【オタク】
1.恋愛サーキュレーション
2.God knows
3.only my railgun
4.君の知らない物語
5.お願いマッスル


はいヤバイ

ゴールデンで流したら間違いなくチャンネル変え続出でスポンサーが殴りんでくる。
オタクは「これでいいんだよ!みんな聴けよ!」とか言うかもしれませんが、
アニソンに興味ない層はそもそも「うわ意味わかんない」で聴く耳持ちません。


…なんだろう、自分でやってみて思ったけど
「一般」と「オタク」にかなりの隔たりがある気がするな…。
ま、いっか。つーかガチのアニソン好きにはこれでも浅いとか言われそうだし。


でも少なくとも無理してごった煮のランキング作るよりも
すごいスッキリしてていいと思いませんか??
良く知らない人は初心者枠から徐々に入っていってそのうち沼に入っていく。

いきなり沼みたいなランキングを初心者に見せるから新規が増えないのであり、
マニアにどメジャーなランキング見せるから「まーた始まった」と言われるの。



「音楽の趣味にレベルも階層もあるか!」と問われればぐぬぬ…なんだが、
音楽好きの人口を増やそうと思うとある程度の区画整理もやむなしという状態でして。
事実、俺は嫁にあの「邦楽オールタイムベスト」を見せたら
「1位…ゆらゆら帝国?知らん」で終了したんだ。特に聴きたいとも思わないらしい。

マジかよ。割と俺らはねとび世代じゃね?とか思ったんだが…


でももしランキング上位にもっと知ってるアーティストが入ってたら、
嫁も他のアーティストも聴いてみようかと思ったかもしれないらしい。
※ちなみに嫁も割と音楽好きなので一般人よりは詳しい部類です。

そういう事なんです。

いきなりマニアックなランキングを興味ない人に浴びせるのは危険。
だからランキングに注意書きがあれば悲劇は抑制できるのです!
そうすればより多くの人に興味を持って貰えるのです!
薬に用法・容量があるのと一緒。あれ知らないとひどい目に遭うから。


だってさぁ、質の悪いオタクとかさぁ、分かってない人をイジメたりするからさぁ。
音楽に興味持ちはじめた人が「ニルヴァーナって良いんでしょ?おススメ貸してよ!」
って来たら「んーやっぱこれやろなぁ」って平気で『In Utero』を貸すからさぁ。

マジでヤメろ。仮にお前が本当にそのアルバムが好きだとしても冷静になれ。
そういうお前の行動のせいでまた一人「あ、、音楽ムリ。」という人が増えるんだ。
おとなしく『Nevermind』から貸せ。相手の事を考えようってガッコで教わったやろ。


つーわけで音楽好きならばある程度自覚をもって初心者向けの行動をしましょう。
ランキングも適切にゾーニングを行い、色んな層に向けて分類しましょう。
そして受けて側は自分に合いそうだなと思ったランキングを参考にすればいいわけです。

まー最大の問題は何をもってそのランキングを区分けするかという事ですが、
ここはもう国家資格「ランキングソムリエ」を作りましょう。
ソムリエが「ん~~この匂いはオタクww」と思ったらオタク用ランキングです。

ストラクチュアルホールを目指そう


そーいや高校の時だったか、
友人が俺の事を初めての人に紹介するとき「こいつ音楽オタクなんで~w」
って紹介したら相手が「えっ別に良くね?音楽オタクって別に気持ち悪くなくね?
と言われた事を思い出した。いや何のオタクだったら気持ち悪いんだよって話だが。

今やそんなのも昔の話。
日本の音楽市場はここ数年は頑張っているもののかつての勢いは失われ、
漫画市場に逆転され、水をあけられている状態となってしまった。

ちなみに音楽業界全盛期でも規模は豆腐市場(約5000億円)と同じなんて
面白がって言われていたが、それも懐かしい記憶だ。
代わりに今は漫画市場が5000億程度らしい。

さらに言えば世界の音楽市場は盛り上がっているのに日本は停滞したまま。
音楽はかつてのメインカルチャーの座を完全に奪われてしまい、
漫画読んでる方が普通でアルバム聴いてる方がオタクみたいな状況ですらある。

news.yahoo.co.jp



色々振り返ってみたら、やっぱりこれってランキングの盛り上がりと共にあるよね。

昔はランキングと言えばやっぱり音楽ランキングという印象があって、
漫画ランキングなんて殆ど耳にした事も無かったしメジャーじゃなかった。
みんな音楽ランキングに注目してたしランキングを気にして音楽を聴いていた。

でもその音楽ランキングも形骸化し聴く人の興味も薄くなってきた。
代わりに漫画やアニメ関連のランキングはドバっと増えたし、
多くの人がそれを見て面白がったり参考にするようになった。


ある意味、音楽市場は成熟が早すぎたのかもしれない。
もしかしたら漫画市場も同じルートを辿るのかもしれないが、
音楽市場の栄枯盛衰を見てきた漫画市場は同じ轍は踏まないかもしれない。
そう、音楽市場は犠牲になったんだよ!

さあ音楽はこの状況に甘んじてていいのか。
漫画界隈はそれまで虐げられてきた悔しさもあってか盛り返してきたぞ。
なんなら音楽だってまた反撃の狼煙をあげるときなんだぜ。


だから俺もやり続けるしかない。
マニアックになりすぎず、出来るだけ多くの人に届くような
そんな形で俺の聴いた音楽を、好きな音楽を紹介していくしかない!
一般層とマイナー層のストラクチュアルホールに俺はなるっ!!

※ストラクチュアルホール言ってみたかっただけ


というわけで…


今年も宜しくお願いいたします!!


今年はいつもの定期レビューとかも織り交ぜながらやっていけたらと思います。
こんな調子だけどみんな俺の事見捨てないで下さい。

あとNAVERまとめ移行しよ。