脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Album】PINK FLOYD / Wish You Were Here [1975]

人が燃えてんねんで。

炎~あなたがここにいてほしい~ 炎~あなたがここにいてほしい~
ピンク・フロイド

曲名リスト
1. クレイジー・ダイアモンド (パート 1-5)
2. ようこそマシーンへ
3. 葉巻はいかが
4. あなたがここにいてほしい
5. クレイジー・ダイアモンド (パート 6-9)

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ジョジョラーにはお馴染みの
クレイジー・ダイヤモンドが収録されているこのアルバム。


ピンク・フロイドの作品の中でも特に好きだ。
なんてたってジャケットが好きだ。

あ、ども。はじめまして…
…て、燃えてるやないかーい!

これですよ。このノリツッコミジャケットが好きだ。


ピンフロは日本ではあまり馴染みが無いバンドだ。
音楽好きは知っているが一般人への知名度が致命的に低い。
あんなに長きに渡りメガヒット・アルバムを
あそこまで連発させるバンドって彼らくらいのもんなのだが。

おそらくプログレッシブ・ロックってジャンルが
CMなどの日本のメディアにマッチしにくいので、
曲が起用されずに認知されづらいってのが主な要因だと思われる。

そしてここまで言っといてなんですが、
実は俺プログレッシブ・ロック通称プログレ
あまり得意じゃなくて好んで聴かない。
シューゲイザーとかもちょっと苦手。
なんかこうアレだ。インテリっぽいからだ。

しかし、ピンク・フロイドは好きだ。
何でかって?
分からん。俺が訊きたいくらいだ。
好きなもんは好きなのだ。

まぁ「おそらく」になるのだが、
ピンク・フロイドって他のプログレと違って
テクニックとか技術に頼らずに雰囲気ゴリ押しな部分が強い。

技術が無いというとかいう意味ではなく、
彼らの持つあの独特の癖になる浮遊感・倦怠感。
そこが俺の好きな要素になっているんです。たぶん。


そして冒頭でも述べたように、
このアルバムはヒプノシスがデザインしたジャケットが良い。

ヒプノシスはイギリスの著名なデザイナーで
この他のピンクフロイドの作品も手掛けたり
ポール・マッカートニーレッド・ツェッペリン
日本ではユーミンの作品も担当したりする凄腕だ。
主要メンバーが亡くなられたのが悔やまれる。


だってこのジャケット、
人が燃えてんねんで!!

はいはいフォトショフォトショとか言う人はどこの現代人だよ。
70年代にんなもんあるわきゃないぞ。
節子、コレ、フォトショちゃう、マジで燃えてるんやで!


ロンドンオリンピックの閉会式ではこのジャケットを模した演出があった。
さすがイギリス人、分かってる。良くやってくれた。

ちなみにピンフロは今秋に20年ぶりの復活予定!
アルバム買ったらまたそのうちそれも書こうと思う。


【採点】
プログレ苦手でもOK  30点 
・ジャケットのインパクト 30点
ロンドン五輪でも演出  20点
・復活おめでとう!     1点
81点