脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Song】OCEANLANE / Ships and Stars [2004]

とてもお上品なロックですこと!

 

デビュー当時、洋楽と間違える人続出!

音楽性としてのジャンルに洋楽と邦楽という括りは無いんだけど、
やはり日本人っぽい声、英語の発音ってのはなんとなくあるもんで、
英語の歌を歌っていても日本人だなって感じる事はある。

OCEANLANEについては
ボーカルがイギリス人とのハーフという事もあって
英語の発音は勿論、
音もUKロックを彷彿とさせるまさに外国人っぽいバンドだ。


そんな彼らのファーストアルバムからの1曲。
ストリングスのゾクゾク感と融合したバンドサウンド、
叙情的に響く声も合わさって、とても美しくメロディアス。

歌詞も離別を感じさせる切ない感じだけど、
直接的な表現はなく神秘的なところがまた曲と綺麗にリンクする。
全てが美しいレベルで纏まった繊細なロックと言える。

そう、言うなればこれはハイソサエティ・ロックだ。
ひたすらぶちかますロックスタイルを野蛮人と形容するなら、
これはハイソサエティなイギリス紳士なのだ。

尖ったメガネで悔しがるときにハンカチ噛んでそうな女性が
「まぁなんてお上品なんでしょう!オホホホ!」
とかいいながら聴いてそうなロックだ。

普段口からお下品ワード連発している俺は、
本当はこんな自分と対極の位置にあるロックを
聴いてはいけなかったのかもしれない…。


だからこの曲を本当に味わいたいのならば、
澄んだ気持ちで紅茶を嗜むセレブリティになったつもりで聴きたいものだ。

つーかもうセレブリティになりたいものだ。


【採点】
・綺麗      20点
・上品      20点
・美しい     20点
・セレブ     20点
・俺はノンセレブ -1点
79点

On my way back home On my way back home
HAJIME OCEANLANE

曲名リスト
1. エバーラスティング・シーン
2. サイン
3. シップス・アンド・スターズ
4. ヘイズ・イン・ハート
5. ミリオン
6. ターミナル
7. テン・セカンド・イリュージョン
8. ブロークン・ウイングス
9. セント・オブ・ジ・エアー
10. フェイド・イン・タイム

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