脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Album】JUDY AND MARY / THE POWER SOURCE [1997]

ガールズロックの最高潮を感じろ。

THE POWER SOURCE THE POWER SOURCE
JUDY AND MARY

曲名リスト
1. BIRTHDAY SONG
2. ラブリーベイベー
3. そばかす
4. KISSの温度
5. Happy?
6. Pinky loves him
7. くじら12号
8. クラシック
9. 風に吹かれて
10. The Great Escape

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2014年1月16日にこの世を去ったプロデューサー、佐久間正英氏。

彼が空飛ぶ円盤に乗って天国へ旅立ったのかどうかは分かりませんが、
BOØWYジュディマリGLAY等々、
時代の寵児を数多くプロデュースし音楽シーンに大きな影響を与え、
個人的にも彼の作品にはお世話になりました。


というわけで今回はお気に入りのバンドでもあるジュディマリ
女性ボーカルバンドとしても、90年代以降のバンドとしても代表格。
異論は認めん。俺が今ここでそう言い切る

シングル『そばかす』も収録された
特大ヒットアルバム『THE POWER SOURCE』だ。
『そばかす』や『くじら12号』のシングル曲が目立つけど、
他のアルバム曲も引けを取らないくらい目立ちたがりでとにかく濃い。

ジュディマリって結構アルバムが強いんだよな。
シングルよりもアルバムの方が売れた記憶がある。
このアルバムも250万枚くらい売れたんじゃなかったか。

まあ個人的には、
次のアルバムの『POP LIFE』の方が好きなんだけど。


このアルバムは
当時のジュディマリの勢いをそのままパッケージしたような、
いつ聴いても彼らの息遣いが感じられるとってもアクティビティな作品。


有名曲目当てで買ったけど、本当に他の曲も個性的でビックリした。
ラストの『The Great Escape』も最後の曲だからしっとりとではなく、
むしろ跳ねるような曲でキラキラしたフィニッシュとなるのもGood!
ガールズロックの一つの到達点とも言えるアルバムだ。

ただ、ちょっと収録曲が少ないかな…。
もう少し聴きたかった気がしないでもない。
でもそう思わせてくれるくらいに勢いがあるアルバムという事だ。


そして今聴くと
この頃はちょうど恩田快人とTAKUYAの
曲のバランスが良かったんだと思った。
この二人のパワーバランスがこの後変わっていくのだが…


【採点】
・大人気のシングル曲    30点
・アルバム曲も個性的    30点
・ガールズロックの到達点  20点
・もう数曲あっても良かった -2点

78点