脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Song】Beastie Boys / Ch-Check It Out [2004]

チェキラーはきっと共通言語。

 

ヒップホップ、特に洋楽のヒップホップは
正直あまり詳しくない俺だがこれは良く聴いた。

なんというノリの良さだ!
これはスタイル的にオールドスクールに入るのか?
とにかく俺も友達と一緒にノリにノって聴いて歌ってた。


日本での所謂メインストリームでの
ヒップホップブームは90年代後半~2000年代前半で、
洋楽シーンより遅く始まって早く過ぎていった感がある。

勿論それ以前もそれ以降も活動している方々はいるが、
そういうジャンルとして長く存在するヒップホップは
ハードコア、俗に言う「ハーコー」のヒップホップで、
文字通り憤りやディスり等の攻撃性を持ったスタイルだ。

ただそうなるとアングラでの人気が主であるため、
音楽的評価は別にしてもムーブメントになるなんて事は
とりわけ日本じゃまず起きないだろうなと思うのだ。

実際日本のチャートで目立っていたのは、
賑やかで楽しげなヒップホップばかりだった。


さて、この曲はそんな日本のチャートでの
ヒップホップ勢の勢いが大分弱まった2004年に出たわけだが、
Beastie Boysは知名度からもまだまだ人気があった。
だから俺の耳にもこの曲は届いたのだ。

とにかくリズムからラップからトラックから
耳に飛び込んでくる音が一つ一つ気持ちいい。

ラップを普段聴いてなくても、
いや、むしろあまり聴いてないからこそ
楽しめる曲なのかもしれない。


世間的には「チェキラー」なんてワードは、
「ヨーヨー」と同じくらい有名なヒップホップワードだからね、
それを惜しげもなく使ってくるあたり分かってらっしゃる。

比較的軽いノリのこの曲みたいなスタイルは、
ハーコー勢からは睨まれるかもしれませんが俺は好きだ。
というかハーコー勢怖い。ハーコー勢の顔5秒も観れない。

ハーコーもいいんだろうけど、
たまにゃ小難しい事忘れてみんな一緒に
チェッチェチェッチェッチェッチェチェキラーしようぜ!


【採点】
・聴いて楽しい      25点
・口ずさんで楽しい    25点
・皆と一緒でさらに楽しい 25点
・ハーコー勢の目線は少し怖い
             -2点
73点

To the 5 Boroughs To the 5 Boroughs
Beastie Boys

曲名リスト
1. Rhyme The Rhyme Well (With Skit) (Edited)
2. Right Right Now Now (With Skit)
3. 3 The Hard Way
4. It Takes Time To Build (With Skit) (Edited)
5. Rhyme The Rhyme Well (With Skit)
6. Triple Trouble (Edited)
7. Hey Fuck You (With Skit)
8. Oh Word?
9. That's It That's All (Edited)
10. All Lifestyles (With Skit)
11. Shazam! (Edited)
12. An Open Letter To NYC (With Skit) (International Version)
13. Crawlspace (With Skit)
14. The Brouhaha
15. We Got The (With Skit) (Edited)

Amazonで詳しく見る by G-Tools