脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Album】Tame Impala / Currents [2015]

これで普通なわけがない。

Currents Currents
Tame Impala

曲名リスト
1. Let It Happen
2. Nangs
3. The Moment
4. Yes I'm Changing
5. Eventually
6. Gossip
7. The Less I Know The Better
8. Past Life
9. Disciples
10. 'Cause I'm A Man
11. Reality in Motion
12. Love/Paranoia
13. New Person, Same Old Mistakes

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音楽というのは一体どこに向かうのだろう。

いや、割とマジで。


俺らの脳の中にはまだ触れられた機会すらない箇所が沢山あって、
通常なら一生をかけてでも喚起される事の無いまま眠っている、
そんな部分が散りばめらているとしたらなんと勿体ない事だろうか。

もしかしたら俺の脳も使われる事のない部分が無数にあるがゆえに
いつまでも若手女優の顔がなかなか覚えられないのかもしれない。
未だに広瀬すず広瀬アリスがどっちか覚えられないんだ。許してくれ。
マナカナの判別ロジックだけで俺の脳内メモリは一杯一杯なんだ。


そんな普段使われない脳の部分を刺激してくれそうな、
オージーサイケの代表格テーム・インパラさんの2015年作品。
2015年の良アルバムとして挙げている記事もちょくちょくみかけた。

確かにこのサイケデリックさは中毒性がある。
意識がいきなり不思議な空気で包み込まれる感覚。
いやー不思議だ。こういう音楽を聴くとね、
掘り起こされていない感性ってまだまだあるんだなと思い知らされるのだ。

俺はテーム・インパラをこのアルバムで知ったわけだが、
まず何に惹かれたってこのジャケットである。
いやー、やっぱジャケットって大事だ。

だってこんなジャケットしてて内容が普通なわけないだろう。
このジャケットで中身が『Choo Choo TRAIN』だったら多分詐欺だ。
別にChoo Choo TRAINディスってるわけじゃない。
余興で踊ったけどとても楽しい曲だ。ただ超しんどい。EXILEパネェ。

そんなこんなで2015年話題の一枚。
脳の新たな部分を目覚めさせるのに格好の一枚だ。
聴けばきっとオーストラリアパネェとなるはずだ。


しかしオーストラリア出身のアーティストと言えば以前は
それこそAC/DCとかカイリー・ミノーグとかだったんだろうけど、
昨年はコートニー・バーネットといいかなりホットな印象があった。

やるねオーストラリア。
今後とも俺の脳トレーニングをお願いしたいところ。


【採点】
・脳の新たな可能性       30点
・絶対普通じゃないジャケット  30点
・オーストラリアパネェ     20点
・結局広瀬姉妹の区別はつかない -3点
77点