脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Album】Emerson, Lake & Palmer / Tarkus [1971]

激強生物。

Tarkus Tarkus
Lake & Palmer Emerson

曲名リスト
1. Eruption
2. Stones Of Years
3. Iconoclast
4. Mass
5. Manticore
6. Battelfield
7. Aquatarkus
8. Tarkus
9. Jeremy Bender
10. Bitches Crystal
11. The Only Way (Hymn)
12. Infinite Space (Conclusion)
13. A Time And A Place
14. Are You Ready Eddy?

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エマーソン・レイク・アンド・パーマー、
通称ELPキース・エマーソンが2016年3月に亡くなった。
自殺という事らしいが理由は良く分からないようだ。

⇒キース・エマーソンの死は自殺と判断 | マイナビニュース

ちなみにキース・エマーソン
ロック音楽にシンセサイザーを積極的に取り込んだ先駆者らしい。
来日公演も予定されていた直前の死だったそうで残念である。

バンド名がメンバー3人の名前と言う非常に分かりやすい形だったが、
彼の死によってバンド名もレイク・アンド・パーマーになる?


そんな彼らの代表作の一つがコレ『タルカス』だ。
ちなみに上のニュースのリンク先には『カルカス』と紹介されている。
記事書いたヤツ出てこい。額に肉書いてやる。

いや、実は俺が知らないだけでカルカスという曲もあるのか…?


さてこの曲、プログレッシブ・ロックの例に漏れず
壮大なオーケストラのような長編楽曲となっている。
そしてプログレが苦手な事で嫁に知られる俺は、
別にそこまでこの曲に思い入れはない。すまん。

あと大河ドラマ平清盛』でも使用されたらしい。
観てはいなかったが、まぁなんとなく雰囲気は合ってるような気がする。


だが、この作品で注目すべきなのは
なんといってもこのジャケットでしょ!

この曲は想像上の怪物「タルカス」が地上を破壊しつくてしまうという
なんともカタストロフなストーリーとなっている。
妄想好き人間ならば似たような事考えた事あるだろう。俺もだようふふ。

そう、このジャケットに描かれている生物こそがそのタルカスである。
戦車の上にアルマジロのような生物が乗って突き進んでくるというわけだ。
これだけ見るとなんだか人類の兵器で勝てそうな気がしないでもないが、
実際にはこのタルカスに地上は破壊しつくされたらしい。激強だ。


そしてこのフォルム、どこかで見た事もある人が多いだろう。
そう、ウルトラセブンに出てくるあの『恐竜戦車』だ!

ウルトラ怪獣500 恐竜戦車
ウルトラ怪獣500 恐竜戦車

恐竜+戦車というまさに子供のテンションが上がりまくる組み合わせ!
実はウルトラセブンでこれを制作していた当時の予算が無かたっため
出来合いのもので思いついた即興デザインだったとかいう話もあるが、
今ではかなり人気の高い怪獣の一つだ。

ちなみにこの恐竜戦車も原作では激強だった。
セブンはそのパワーに圧倒され窮地に追いやられた。
手に汗握るバトルシーンなので是非観て欲しい。
というかウルトラセブンはマジで名作だ。全部観ろ。


…結局ウルトラセブンの話になった。

まぁそんなタルカスであるが年代的にはセブンの方が早いため、
タルカスはこの恐竜戦車をモチーフにしたんじゃないかな。

いやごめん。テキトーな想像です。


【採点】
・壮大なプログレ 30点
・激強なタルカス 20点
・激強な恐竜戦車 15点
・疑惑のカルカス -3点
62点