脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

キュアジェラートこと立神あおいちゃんに歌って欲しいガールズロック10曲


ガールズロック界に期待の新星登場。

 
全国津々浦々のロック&プリキュア好きの皆様。
今日も不安と憎しみをレッツ・ラ・まぜまぜして
怒りのキラキラルを量産してますか?
ストレス発散にはロックとスイーツの大量摂取がとても良く効きますよ!
レッツ・ラ・早死に!

最近本当にアニメやアイドルのネタを扱う事が多くて、
只でさえどこに需要があるのか分かりにくいこのブログは
そろそろ健康寿命が尽きてきそうな感じになっているわけで、
今日こそはいい加減ロックな話題を書かねばならぬと思いこの企画だ。

キュアジェラートこと立神あおいちゃんにカバーして欲しい曲を考察する。



待って。お願いだからブラウザの戻るボタンは押さないで。


ちゃんと、説明しよう。
今絶賛放送中のプリキュアアラモードに登場する立神あおいちゃんは、
今シリーズの青キュア、「キュアジェラート」であると同時に
なんとロックバンドでボーカルもやっている中学2年生(中ニ)なのだ。

以前書いたこの記事も見てくれ。

drr.hateblo.jp

 

そんな立神あおいちゃん、
暫く前の放送で、実はすっげーお金持ちの名家の娘さんだと判明した。
小さい頃からとても厳しい環境で躾られており、
ロックなんて音楽とは無縁の生活を送ってきていた女の子だったのだ。

だが、そんなあおちゃんはある日ロックバンドのライブを見て、
その自由さ・カッコよさに衝撃を受けてのめり込んでいく。
そして自分もバンド活動を始めるけれども家族にバレてしまい…

という、ロック好きとしては応援したくなるプリキュアが彼女なのだ。
となると、彼女に色んな曲をススメたくなるのも自然な感情だろう。

というわけで誠に勝手ながらあおちゃんに歌って欲しい曲を
俺が選んであげる事にしたのだ。誠に勝手である。


さて、アニメで彼女の曲を聴く限り、
彼女は直球ど真ん中の王道ガールズロックを得意としている模様だ。

歌詞は日本語だが小難しい表現はなくストレート。
そして演奏は明るく元気。もの寂しげな曲調ではないし、
キャピキャピした可愛い感じでもない。中学生らしいまっすぐな曲だ。

そう考えると、今流行りのガールズバンドの動向から見れば
あおちゃんのロックはむしろオールドスタイルに分類されそうである。

2000年代後半、チャットモンチー相対性理論以降のガールズロックは
ちょっと捻くれたポップ路線が多く、歌詞も奇を衒ったものが増えた。
もしくはアイドル的な要素も織り交ぜたキュートな女の子のロック。
今の時代であおちゃんのようなロックが人気を博すのはなかなか珍しい。


というわけで、あおちゃんに合う楽曲となると、
最近の人気ガールズロックよりも
どちらかというと昔の曲からチョイスした方が良さそうだと考えた。

というわけで往年のガールズロックの歴史も振り返りながら、
俺の高校時代ぐらいまでの曲の中から厳選して10曲を選んでみた。
あおちゃんは俺より上の世代の人間をターゲットにした方が良い。

是非、時代の流行に左右されないあおちゃんには
これらの曲をカバーして戴き、おっさんおばさん世代にもウケが良い
若手バンドとしての道を進んで貰いたい。


立神あおいちゃんにカバーして欲しい10曲

サディスティック・ミカ・バンド / タイムマシンにおねがい【1974】

ガールズロックというかもう日本語ロックのフォーマットの一つでもある、
邦楽史上でも非常に重要とされる一曲。カバー曲の定番だ。
むしろこれを除外する理由が無い。あおちゃんにも是非歌って欲しい。


シーナ&ザ・ロケッツ / ユー・メイ・ドリーム【1979】

こちらもカバーの定番。ガールズロック黎明期を彩る一曲だ。
軽快な音楽だがあおいちゃんにとっては展開がちょっと退屈かもしれない。
でもサビの部分をあおちゃんが元気に歌う姿が浮かんでくるぞ。


レベッカ / フレンズ【1985】

切ないメロディーが爆発するレベッカの代表曲だ。
悲しげな雰囲気はあおちゃんにはちょっと合って無い気もするが、
これをスタイリッシュにカッコよく歌い上げる力量はあると踏んでいる。


プリンセス プリンセス / 世界でいちばん熱い夏【1987】

これは問答無用であおちゃんにバッチリ合うだろう。プリプリ。
この曲もコピーしたガールズバンドがかなり多いと思われる一曲だ。
ダイヤモンドと悩んだけど、あおちゃんはどちらかというとこっちかな。


JITTERIN'JINN / 夏祭り【1990】

夏祭り。俺らの世代にはホワイトベリーのカバー版が有名かな。
あおちゃんに日本の歌謡曲的なノリが合うかどうかが少し懸念だが、
歌詞の内容的には中学生らしさを武器に出来るので意外とハマりそうだ。


LINDBERG / BELIEVE IN LOVE【1991】

スタンダードな王道ガールズロックと言えばリンドバーグも。
アイドル出身で溌剌としたボーカルの渡瀬マキの元気な姿は、
中学生ながらパワフルに歌うあおちゃんのイメージと結構重なると思う。


JUDY AND MARY / Over Drive【1995】

これも優先度高め。ガールズバンドの代表格、ジュディマリだ。
声の質はあおちゃんとYUKIではかなり異なるけど、
爽快で気持ちいいイメージがリンクする。Over Driveは特にハマりそう。


Hysteric Blue / 春〜spring〜【1999】

元気なガールズロックと言えばこの曲も。
ちょっとだけセンチメンタルな雰囲気も歌詞もあおちゃんに合っている。
あと青キュアがヒステリックなブルーを歌うと考えるとなんか面白い。


Do As Infinity / 冒険者たち【2001】

大人でカッコイイ系のガールズロック。DoAsの人気曲だ。
言葉の言い回しがちょっと中学生っぽくはないけど、
前向きで元気が湧いてくる曲なので力強いあおちゃんの声に合うと思う。


SHAKALABBITS / MONSTER TREE【2003】

ジュディマリがいけるなら彼女達もいけるだろう。シャカラビ
あおちゃんはメロコアやスカのイメージとはちょっと遠いけど、
シャカラビの中でもミドルテンポなこの曲ならきっと問題ない。

ただ、あおちゃんはラビットじゃなくてライオンなのが残念。
ラビットは主人公のいちかちゃんだ。いちかちゃんもバンドやろーぜ!


終わりに。

いかがだっただろうか。

これらの曲を立神あおいちゃんが歌う姿を想像すると、
どれもしっくりきたんじゃなかろうか。
おっさん趣味?うるせー。あおちゃんはね、きっとおっさんにも優しいの。

ちなみに彼女は実は成績も優秀(学年5位以内)である事も判明している。
青キュアと言えば昔から知的なキャラが担当する事が多かったが、
今回もしっかりその法則を受け継いでいる事になる。
お嬢様でロックとお菓子が好きで頭も良い。何この子。強属性備えすぎ。


そしてプリキュアであおいちゃんの姿を観て衝撃を受けた女の子が、
またロックの精神を受け継いでロックを始めてくれたりすれば嬉しい。
親御さん、娘さんの誕生日にはプリキュアグッズと一緒に
ジャズマスターも買ってあげて下さい。きっと芯の強い子に育ちますよ。

ロックなプリキュアという新境地を突き進む立神あおいちゃん。
今後も彼女の活躍から目が離せないぞ。
みんなも一緒に自由と情熱をレッツ・ラ・まぜまぜ!

キラキラ☆プリキュアアラモード sweet etude 3 キュアジェラート 青空Alright キラキラ☆プリキュアアラモード sweet etude 3 キュアジェラート 青空Alright
アニメソング

曲名リスト
1. 青空Alright
2. レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム ~キュアジェラート・バージョン~
3. 青空Alright (オリジナル・カラオケ)

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