【Album】結束バンド / 結束バンド [2022]
青春ノスタルジック。
暫く前に外国の方と話す機会があった。
お相手さんは多少日本語が分かる方だったが、完全な日本語での会話は厳しかったので、一応センター試験で英語9割(小自慢)だったそれなりの英語力を駆使して、ところどころに日本語を交えながら会話していた(つもり)。
その方は日本文化が好きで特に漫画・アニメが大好きだそうだ。
そしてやっぱりジャンプ系の漫画が好きだそうで、最近日本でも話題になったSPY×FAMILYやチェンソーマン等の最新のアニメもしっかりキャッチアップしていた。
ちなみに知っている日本人のミュージシャンは誰かと尋ねたところ、ギタリストのMIYAVIくらいだった。アニソンは良く知っていてそれを歌ってるアーティストも知ってはいたが、基本そのアーティストのアニソン以外の曲はあまり知らない感じだった。
ついでに最近海外でも話題だという日本のシティポップについても訊いてみたが知らないとの事だった。日本文化好きとは言え、アニメ方面と音楽方面ではやっぱり認知している対象の差がある様子。
その方は『けいおん!』も好きだったので、一緒にノリノリで『けいおん!』の曲を聴いて盛り上がっていたんだが、そんなアニメ大好き外国人に「今これが日本で熱いんだぜ!HAHAHA!」と俺はノリノリでとあるアニメを薦めた。
勿論、『ぼっち・ざ・ろっく』である。
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2022年10~12月に放送され人気を博したアニメだ。
海外ではちょっとブームが遅れて伝わるのかな?俺が会ったその方はまだ『ぼっち・ざ・ろっく』(以下略してぼざろ)を認知していなかった。
しかし俺が紹介した事で海外でもこれから大ブーム間違いなしである。
こちらのアニメ、女子高生たちがバンドを組むというまぁ正直何億回も擦られたパターンの作品である。ただ主人公のぼっちちゃんが極度の陰キャで人と喋るのがとてつもなく苦手というまさに「ぼっち」だという点が特徴。
特徴とは言いつつ、どーせ数多の”バンドもの”がそうだったように『けいおん!』の二番煎じみたいなもんだろと俺も最初はそんなに期待していなかった。
でもなんだかんだ気にはなっていたので、放送当初から一応チェックはしていた。
。。。
結局しっかりハマった。
翌週の放送が楽しみで楽しみで仕方ない日々を送り、そしてアニメが終了したらしっかりぼざろロスになった。会いたい…!ひとりちゃんにもにじかちゃんにもリョウ先輩にも喜多ちゃんにもまた会いたい…!!
そんなぼざろの人気は放送終了後も衰えず、ぼざろグッズの売り上げも好調で楽器関連の売り上げも伸びているとか。かつて『けいおん!』にリアルタイムで心撃たれて劇場版までしっかり観に行った俺としては、あのブームの再来とも言える感覚を味わっている。
あとぼざろとコラボした楽器やオーディオ関連の商品も発売され、ぼざろファンがホイホイ釣られている。ホンマけいおん!の頃から変わってねーなアニメオタクってヤツはよぉ~。でもお前らのそういうトコ、好きだぜ。
なんならけいおんに触発されて楽器買ったけど、ブームが沈静化したら弾かなくなったオタク共が、このぼざろ禍でまた楽器引っ張り出して十数年ぶりに弾いてたりとか??
そんなブームの最中、話題なのが今回とりあげるアルバムである。
ぼざろの作品中に出てくる「結束バンド」による1stアルバムその名も『結束バンド』。1stアルバムがセルフタイトルアルバムという、ブラックサバスパターンのデビュー作である。
ジャケットど真ん中のぼっちちゃんことひとりちゃんが、乗り気じゃない表情なのがまた良い味出してる。喜多ちゃんのピースサインがカワイイ。にじかちゃんもカワイイ。奥のリョウ先輩の佇まいもカッコイイ。つまりメンバーみんなカワイクて最高。
そしてAmazonの評価数は700近い。いやいや。どんだけお祭り騒ぎやねん君たち。
そういやけいおんブームの時も、けいおんのwikipediaの記事が長期連載作品ばりの編集量になってて驚いたんだが、もしかして同じ工作員の仕業…?
そんな結束バンドのアルバム、どうやらチャートでも作品の評価でも高水準を記録しているらしい。
おいおいマジかよ。
作中バンドのアルバムがこんなにも話題になってんのかよ。
結束バンドなら俺もこの前100均で見たばかりだぞ。
しかも使い切りタイプだ。
つーか結束バンドで検索するとまず最初に俺が100均で見たような商品が先に出てくるので、インターネット的には不利な名前てかむしろ一般人的には検索汚染というハンデを背負った上でのこの話題性という事になる。
こんな感じで結束バンドのデビューアルバムは、まさにアニメ業界・音楽業界双方を巻き込んだムーヴメントになっている。
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『けいおん!』同様にまんがタイムきらら系の雑誌で連載されている同作品。
イラストのタッチとしてはちょっと一昔前の流行っぽい画風で個人的には懐かしくて愛着がある。ギャグシーンも2000年代の深夜アニメっぽいノリがあって、最初は俺らみたいなオッサンに受けそうなアニメだけどそんなにヒットするとは思っていなかった。
しかしぼざろアニメは回数を重ねる毎に話題になり、人気が鰻上りになっていった。SPY×FAMILYだの水星だのチェンソだの当時最初から注目度が高かったアニメとは異なり、ダークホース的な位置からの恐るべき追い上げを見せ、伸び率としては昨年最大級のヒットアニメになったんじゃなかろうか。
特にライブを行ったシーンはアニメファンのみならず多くの音楽ファンの耳にも入り、加速度的にその人気に火がついていった。
懐かしさを感じるのはアニメの雰囲気だけではない。
2000年代J-ROCKの正統な後継者とも言うべきその音楽性もまた我々の世代には響くものがある。
それもそのはず、調べてもらえれば分かるが結束バンドへの楽曲提供者は2000年代の音楽を沢山聴いて育ったであろう世代のアーティストたちがぞろぞろと名を連ねているのだ。
そういう視点で聴くと、このアルバムは結束バンドのもとに日本のアーティスト達が制作したオルタナティブロックをワンパッケージしたJ-ROCKオムニバスみたいな一枚とも言える。
アニメという括りの中ではあまり聴き馴染みのない生々しいロックサウンドがアニメファンの耳に届けられたという事象は確かに珍しいケースだろう。
結束バンドはキャラクターはみんなカワイイのに、出発点が純度の高い邦ロックなので音楽は本格的なバンドサウンドとなっていて、そのチグハグ感が「なんてすばらしいじゃん!」というわけで、つまりメンバー全員天然記念物なのである。
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しかし、その題材からどうしても『けいおん!』と比較されがちなぼざろ。
懐古オジサンが「昔はけいおん!という偉大なアニメがあってな…」とうっぜー歴史マウントをとってくるので、そこは「それってあなたの感想ですよね」という無敵ムーヴで乗り切るとして。
このぼざろがけいおん!と違う点は、男性もちゃんと出てくるとかライブハウスが軸だとか色々挙げればそりゃ色々あるんだけれども、やっぱり音楽性については触れておかきたい。
けいおん!の音楽も確かに良かった。
アニソンの歴史を語る上で避けては通れないと俺も思っている。
しかしだ。けいおん!の音楽性が完成度は高かったけどどこかアニソンっぽさ・ノベルティソングっぽさを残していたのに対して、ぼざろは一切のそれを断ち切っているのだ。
そう、ぼざろはけいおん!に見られたアイドルポップのような女子高生ならではの可愛さが削ぎ落され、泥臭いライブハウスのクール感が強めになっているのが分かりやすい違いとなっている。歌詞もアニソンではなくオルタナティブロックの文法に近い。
むしろ見方によってはけいおん!に対するカウンターという言い方もできてしまうんじゃないだろうか。
ええい!つーかけいおん!の話はもうやめろ!
昔会社の飲み会のカラオケで『Don't Say Lazy』を熱唱して周り誰も知らなくてスベった黒歴史が一緒に思い出されるからやめろ!
ああ~でもやっぱり『Don't Say Lazy』は群を抜いてカッコよかったなぁ~。
あと主人公がボーカルではなくリードギターというのもまた面白い。
陰キャでぼっちな主人公なので、前面に立つボーカルではなく黙々とギターを弾くポジションってのが無駄にリアリティがある。
まぁ音楽を題材にしたアニメも色々あるわけだけど、共通しているのはやはりライブシーンを丁寧に描く事の大切さよね。
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音楽アニメのいいところって、やっぱりライブに行きたいって気持ちにしてくれる事だと思うんよね。ええ、これって私の感想ですよ。
ぼざろはその点で言うと、特にライブに関してはとてもきめ細かな描写をしている。
原作は4コマ漫画らしいけど、アニメ化でよくもこんなに膨らませたなと驚いた。ぼざろのライブシーンはリアリティがあって没入感があるんだよ。これは本当にアニメ化による功績が非常に大きい部分だね。
思えばもう昔話の域になってしまうのだが、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の学園祭でのライブシーンも当時その細かい描写で話題になった。
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この『God knows...』は作中曲で1回しか流れていないにも関わらず、この京アニによる圧倒的なライブ描写が話題となってアニソンの中でも一躍有名な曲となっている。
やっぱり音楽アニメにとってライブシーンの描写はとても重要なのだと言える。
各アニメ会社には、音楽アニメを作る際は日常パートの予算は削ってもいいからライブシーンの作画にだけはじゃんじゃんリソースを投入するようにお願いしたい。
そういえば同時期に話題となっていたアニメ、チェンソーマンが毎回ED曲を変えるという潤沢な資金力とリソースにモノを言わせた大胆な試みを行う中で、実は我らがぼざろも、毎回とは言わないまでも3回くらいEDテーマを変えてくるというチェンソーマンへの対抗心を見せていた。
こちらの初期ED『Distortion‼』はKANA-BOONの谷口鮪が作詞作曲している。
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そうそう、この感じこそがザ・邦ロックなんです。
背景がカワイイしKANA-BOON自体がアニメソングと親和性が高いので、この曲はかなりアニソン感が出ているものの、非常に良く聴き慣れている邦ロックの感じ。安心感がありますね。
あと既に有名な話だが、ぼざろはアジカンネタが非常に多い事でも知られている。
結束バンドのメンバーの苗字は全員アジカンのメンバーの苗字と同じであり、アニメのタイトルもアジカンの曲から拝借したものが多い。アニメ最終話のEDはアジカンの『転がる岩、君に朝が降る』を結束バンドがカバーしたバージョンとなっている。
これによって、ぼざろを通じてアジカンにも再注目が集まっているようだ。
アジカンもアニメソングのイメージがあるバンドだし、というか2000年代からのバンドがアニメに沿った内容の主題歌を手掛けるという、今やお馴染みな手法の先駆け的バンドでもある。こういう形でアジカンにスポットライトが当たるのは、改めて皆が日本のバンドとアニメとの関りを再認識する上でもいいきっかけだと思う。
…いや、確かにそれはいいんだけどさ…。
同時期に放送していた『惑星のさみだれ』もpillowsネタが結構あったっていうのに…なんならpillowsの曲まで流れたってのーに…大して話題になっていないというね。。。
…これがアニメの格差かっ!さみだれが…さみだれのアニメがもっと頑張ってくれていたら…。
というかさ、pillowsこそスケットダンスやらフリクリやら昔からアニメとの縁がやたら多いバンドなんだよ。でもあんまアニメの話題の中では語られないんだよ。みんなpillowsにも再注目してくれ。
まーでも俺みたいな犬の寿命なら3匹目が死ぬくらいの年頃の人間にとっては、アジカンがこういう風に題材にされる立場のバンドになるってのは、なんというか隔世の感があるな。
俺の高校時代はユニコーンとかBOOWYとかが昔の遠い存在のバンドって感じだったんだけど、時代を経てアジカンも皆に語られる側の大御所バンドポジションになったんだなと思うと感慨深い(アジカンはまだまだ現役だけどね)。
高校の帰りにアジカンのアルバム買って、家に帰るの待ちきれなくて帰りの電車の中でポータブルCDプレイヤーにセットして聞いてたんだよなぁ。。。
数話してEDが『カラカラ』に変わったんだが、こちらはtricotの中嶋イッキュウによるもの。
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声優さんの声質のおかげで結構緩和されてはいるが、アニメの曲としては非常にエッジが効いていてアグレッシブ。こちらについては懐かしき邦ロックというよりも、どっちかというと現代的でカッコイイ印象を受ける。
3つ目のEDはヒグチアイによる『なにが悪い』。
キュートな路線でこれも一聴するとアニソンに近い雰囲気だが、唸るギター音とぐるぐるした曲展開がクセになる。
他にもアルバムにはアニメでは登場しなかった新規曲も複数入っており、単なるアニメのサントラのような位置づけに留まらない、ちゃんとした”デビューアルバム”に仕上がっている。
特にアルバムの最後のアジカンのカバーを除けば、ラストとなる曲『フラッシュバッカー』はズシンとくるリズムの重さとギターの切ないアンサンブルでじんわりと心に迫ってくるミディアムバラードでおススメしたい。
そうそう、コレだよコレ。俺が青春時代に良く聴いてたアルバム達も、なんか最後はこんな曲で終わってたんだよ。
若い時ってさ、良く分からないけど未来だけは確実に近づいてくるという期待と不安の両方があって、そんなあの頃の感覚に一番寄り添ってくれたのが俺にとってはやっぱり当時リアルタイムで聴いてたロックだったんだよな。
あの時と同じ気持ちにはもう戻れないんだけど、でも俺はぼざろのアニメを観てそしてアルバムを聴いてとてもノスタルジックな気分になれた。なんだか若返った気分だ。心なしか肌ツヤまで良くなったみたいだ。
てな感じで個人的にこのアルバムは好きだ。
だからいつものように勝手にそこそこいい点数をつけちゃうと思う。
…ただ…正直複雑な気持ちもある。
好きなアルバムだけど、音楽じゃーなりずむとやらをしてみむとするならば。
俺はこのアルバムのヒットに関しては正直悔しいし、あまり納得感が無い。
なんつーかさ、コレがこんなにも今評価されるのって、結局アニメの力やんって思っちまうんだ…。
ごめんな、逆張りみたいな感想になるけど本当に素直に喜べない俺がいる。
昔からこの結束バンドに負けず劣らずのパワーを持った音楽があったわけで「じゃあ当時もっと注目されて良かったじゃん!バカー!!」って言いたくなっちゃうんだよ。。。
邦楽ロックを聴き慣れている音楽ファンの方なら分かると思うが、このアルバムは邦ロックという文脈をしっかりと踏まえているわけだが、逆に言えばそんなに先進的で実験的な音楽性というわけではない。
俺みたいな懐古オジサンたちもホイホイ釣られているという例からしても、あるバンドのある一枚のアルバムとして捉えればむしろ保守的な内容だとも言える。
だから結局はアニメという別軸のストーリーがあって、その関連作品というブーストがかかった状態になったからこのアルバムが聴かれているんだなという、もどかしさがずっと消えないんですよ俺ん中では。
「それでも結果的に売れたんだから良いじゃん」というのはそれはそうなんだけどさ。ぼざろのおかげで名前を知ってもらったってアーティストもいるだろうし…。
思えばアニメソングだったりアイドルソングだったりが評価される時って、昔から「アニメだからってバカにできない」「アイドルだからってバカにできない」みたいな枕詞があって、きっと俺らも無意識的に”アニソンなのに本格派”みたいな見方をしてしまっているんだよ。
不良が良い事すると普通の人が良い事するより評価されるみたいな。ちょっと違うか。
でもまぁ結束バンドについても「アニメの企画モノだけど」という前提が強く働いて、それで「え、なんだか結構いいじゃん」みたいに心理的な下駄を履かされたような形でここまで話題になったのだとしたら、それはやっぱり昔から邦ロックが好きだった身としては悔しいじゃんか。
加えて『結束バンド』は、音楽性うんぬんよりもコンテクスト・リテラシーが先に求められる作品だと思っている。
アニメを観て、背景を知って、それによってより楽しめる。前情報なしで聴いても勿論楽しめるんだけど、ちゃんと楽しもうとすると前準備も必要になってくるわけで、このアルバムが評価されている割合って絶対ぼざろアニメの部分が大きい。それはもう切っても切り離せない要素ではあるが。
だからこのアルバムの本質ってジャーナリズム的にはめちゃくちゃリテラシーを要求するアルバムになっているんですよ。で、みんなそれでいいんですか!?って話を言いたいの。
確かに昨今は音楽以外の付加価値がジャーナリズムの中でも膨れ上がってきてるんだけど、ぼざろってなんかもう肝心の音楽じゃない周辺部分で語られる事の方が多くないですか??気のせい?これも俺の感想ですね、で済ませる??
これがとあるバンドの音楽アルバムだったらここまでヒットしたり評価されたとは考えられないわけで、シンプルな音楽・楽曲じゃなくてそこに付随する様々なストーリーの中で消費されているという現実がある。
絶対、昔からこの手のバンド音楽聴いてた人は「え、なんでこの音楽が今こんな流行ってるし評価高いの??」って思ってるんじゃなかろーか。
やっぱり音楽って単独で消費される機会というのがどんどん減ってきていると実感しています。『結束バンド』はいいアルバムだけど、裏を返せばそういう時代の象徴的なヒットとも言えるんだよ。
仕方がない事だし難しい事とはいえ、素直に喜べない自分がいるのも事実なのでなんだかスッキリしない感情を抱いたアルバムでもありました。
とは言え、ぼざろと『結束バンド』から海外の音楽ファンが邦ロックを辿るきっかけになるのであればそれは素直に歓迎したい。
さらにココを起点にアジカンや楽曲を提供した色んなアーティストを始め、邦ロックが再注目される流れになるとまた良いだろうし、各キャラを担当した声優さん達の音楽活動もより広がっていくのであれば嬉しい。
そしてけいおん!の豊崎愛生がかつて大好きなビートルズのスーパー名曲を披露したように、声優さんの微笑ましい音楽エピソードが増える事にも期待している。
何がヒットするかは分からない時代というがそれはそれで面白い反面、結局はバズらないと見向きもされないという分かりやすくもシビアな現実もまた顕著になっている気もする。
今年はどんな音楽が流行り、消費されていくのか。
ちょっとややネガティブな感想も入ったけど、まぁ今年も楽しんでいきたいと思います。
【採点】
・ぼっちちゃんカワイイ 15点
・にじかちゃんカワイイ 15点
・リョウ先輩カッコイイ 15点
・喜多ちゃんマジカワイイ 30点
75点