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脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

脱R論 - 一般人の一般人による一般人のための音楽ブログ。

【Song】hide / ROCKET DIVE [1998]

アーティスト:ヒ 邦楽 1990年代 75~79点 Song

世紀末ワクワクロケンロー。

 

2016年3月11日に20年ぶりとなる新作のリリースが発表されたX JAPAN
TVでも特集されたり話題となっている。
しかしこの20年の間にhideとtaijiがこの世を去ってしまったのが、
非常に残念でならないところだ。


この『ROCKET DIVE』はhideが存命中最後に出したシングルである。
正確には「hide with Spread Beaver」名義である。
Spread Beaverというのは結構な下ネタだが。

当時は「何か知らんけどかっこいい言葉!」とか思ってたからね。
無知って怖い。アニメの『あの花』で「あなる~」とか言ってる
超平和バスターズの面々の気持ちが分かる。


そんなお下劣なバンド名とは裏腹に、
曲はとってもお上品…ってわけじゃないが、
とっても愉快痛快気分爽快なロックナンバーである。

90年代後半は電子音楽とロックの融合といった、
ポストロックがちょうど潮目を迎えていた頃。
そんな時代の中で生音のバンドサウンドと
デジタルサウンドの中間くらいをやっている。
いわゆるインダストリアルロックってヤツだ。
 
hideの曲は洋楽譲りのハードロック路線ではなく、
どちらかと言えば日本人的ポップセンスが由来だと思うのだが、
それを上手くロックに翻訳しているところが凄いところ。

J-POP全盛期だった当時の雰囲気を見事に嗅ぎ取った上で、
「これこそが今の時代に合ったロックンロールだ!」と売り出す。
遊び心満載で本人も楽しそうだ。そりゃ結構な下ネタも入りますわな。

「何にもないって事、そりゃあなんでもアリって事」
「何年待ってみても僕ら宇宙の暇人だろう」
「待ってるだけの昨日にアディオース」


日常の退屈感を新世紀のワクワク感みたいな気分に変換する歌詞だ。
閉鎖的で自主性のない我らゆとり世代には耳が痛いお言葉だが。

まさに時代の感覚を鋭く見抜いた曲。見事だ。
この曲を聴けば聴くほどにつくづく彼の死が惜しまれる。


【採点】
・愉快痛快気分爽快   30点
・J-POP全盛期型ロック 30点
・下ネタでもカッコいい 20点
ゆとり世代には耳が痛い -1点
79点

hide BEST ~PSYCHOMMUNITY~ hide BEST ~PSYCHOMMUNITY~
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曲名リスト
1. ROCKET DIVE
2. DICE
3. 限界破裂
4. 50% & 50%
5. EYES LOVE YOU
6. FLAME
7. ピンク スパイダー
8. LEMONed I Scream
9. Hi-Ho
10. Beauty & Stupid
11. DOUBT
12. GOOD BYE
13. ever free
14. D.O.D. (DRINK OR DIE)
15. POSE
16. TELL ME
17. BREEDING
18. MISERY

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