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脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

脱R論 - 一般人の一般人による一般人のための音楽ブログ。

仕事なんか奪われてしまえ! <後編>


AIが止まらない

新装版 A・Iが止まらない!(1) (週刊少年マガジンコミックス)
新装版 A・Iが止まらない!(1) (週刊少年マガジンコミックス)

これからの時代、仕事を奪うのは人間じゃない、人工知能、AIである。
そんな話を前編で繰り広げた、今後仕事を奪われそうな当方SEです。

技術系の職についていると、
今後人工知能がどんなムーヴメントとなるか多少なりとも実感が湧くが、
良く分からない人からするとホント良く分からんと思う。
でも表現するなら、AIはガチでリアルにハンパなくヤバぃってコト。もぅマヂ無理。

専門職すら奪っていくAIたん。


さてさて、前編でAIが今後10~20年間で、
世の中の約半分の仕事を奪いかねないというニュースを紹介した。

そして未だに多くの人はその仕事が奪われる対象は
「販売系、事務系等の単純労働」だと思っているんじゃないかな。
いや、むしろ思いたいのかもしれない
AIが出来る仕事なんて今までドジっ子でもやれてた仕事くらいだと。

だが俺はそんなところで
天下のAIたんの萌え萌えお仕事大浸食♡が止まる筈は無いと思っている。
むしろドジっ子の仕事は取らないで欲しい。生存戦略の可能性もあるしな。


というわけで、今年は本当に人工知能に関するニュースが多かったけど、
その中でもこれらのニュースはなかなかに驚きだった。

⇒2020年に全国展開…「AIドクター」全自動診療の可能性 

⇒18歳の少年が作ったAI法律相談アプリが英米で人気、世界初の本格的AI弁護士との呼び声も

医者&弁護士。それぞれ理系文系最大の専門職として名高い職業だ。
こんな専門的知識が必要とされる業界においてもAIたんは拡大中なのだ!

しかしちょっと考えれば別に変な話でも無い。
過去の様々な症例や判例と照らし合わせて現在の事象の判定をする。
これってコンピュータが最も得意とする分野ではなかろうか。

医者や弁護士のような膨大な知識を前提とする職業こそ、
実はAIにとっても自分の機能をフル活用できる職業だったりするのだ。
エリート涙目案件。これは意外に盲点だったんじゃないか。
医者の転職活動が当たり前の日が来るかもしれない。想像すると凄い。

芸術活動までやっちゃうAIたん。


さらにこんなニュースも。俺はこちらの方が衝撃的だった。

⇒人工知能は小説家になれるのか? 「星新一賞」に応募したAIの“感性”はいかほどに

⇒人類ピンチ?既存曲を学習し『新曲』を生み出すAIがクリエイティブの在り方を変える

クリエイターの皆さん、息してますか??
自分は「クリエイティブな仕事してるしw」とか余裕ぶっこいてたら、
あっさりとAIに仕事を持っていかれる時代になりそうですよー。

芸術の分野は一番AIから遠い位置にあると思っていたら、
今年に入ってこんなニュースが立て続けに入ってきた。
おいおいAIたんって芸術活動まで出来ちゃうの?萌え~。

しかしこれは冗談抜きで革新的だ。例えばCM曲をプロの作曲家に
「こんな感じでいっちょお願い!」と今まで依頼してたのが、
AIにお願いすればものの数秒で1曲出来上がってしまう。
AIたんは不眠不休で制作し続けられるから、アウトプットが桁違いだ。
著作権の管理とかも大変そうだがそれも多分AIがやりそう。

事実、現時点ですでに自動作曲してくれるサイトやアプリも登場している。

⇒人工知能アプリJukedeckでフリーBGM作成!曲のクオリティは思ったより良い?

なんならAIに故人の作家達のデータを学習させ、
夏目漱石の新作」とか「ベートーベンの新曲」とかを
現代に生み出せる日が近いかもしれない。

また最近はこんなニュースもあった。

⇒女子高生AI「りんな」、書籍出版を記念してサイン会を実施

もうこんな事が普通に起こりうる時代だ。凄いだろ。
俺らの予想をはるかに超える速度を感じないだろうか。

AIにより真のクリエイターの選別が始まる。


だがこうなるとクリエイター達は本気でお手上げだ。
AIに本格的に仕事を奪われたら商売あがったりである。
生き残るのはAIに便乗して知名度を上げそうな歌手のAIくらいだろうな。



しかしこれはある意味クリエイター達は試されているとも言える。

将棋の羽生名人が、人間がAIに勝つには「将棋のルールを変える」
みたいな話をされていたが、俺は全くその通りだと思う。
現在のAIの行動原理は経験則であり、全く新しい価値観は苦手だ。

だからこそだ、クリエイター達は既存の真似事に留まらない
圧倒的な個性、オリジナリティーを誇るものが求められるわけだ。
AIからは出てこないであろう作品を創作出来る者のみが生き残るのだ。

逆に言えばそれを生み出せないクリエイターはAIで十分となる。
誰でも考え付くような凡庸な創作物は今後はAIが担当する。
これは恐ろしきAIによるふるいだ。クリエイターは覚悟すべし!

もう仕事なんてAIに奪われちまえ。


だがっ!この記事の本題はここからだ。
そう、これからなんだよ。遅いよね。よく言われる。ゴメン。

今回のタイトルは「仕事なんか奪われてしまえ!」である。

そう、奪われてしまえばいいんだよ。
だって貴方の仕事、AIがしてくれるんでしょ?やったじゃん!
むしろAIに譲るような気持ちでいいんじゃない??

我々はどうしても「働かざるもの食うべからず」的思考に陥りがちだ。
でもそれは食えないから働くのであって、食えるなら働かなくていい。
そう、生活に必要な事はAIがこなせば俺らは働かなくていいんだよ。


仕事が少なくても暮らしていけるという事は本来は有り難い事だ。
なのに皆「私から仕事を取らないで!」という発想になってしまう。
これは「仕事をくれ!」の大半が現状では「生活できない!」だからだ。

でもAIが活躍する世の中になれば必ず生活コストは下がるよ。
週2,3仕事に出れば暮らしていける時代は間違いなく到来すると思う。
だからある意味ニートって人種は超未来的思考をしているとも言える。

勿論、世の中に影響を与える事が楽しくて仕事をやっている人もいる。
その点は何の問題も無い。むしろみんなそうなる方が豊かな社会じゃね?
生活コストが下がればきっとみなそうなってくるんじゃないかな。


この辺りをどんな風にイメージするかは人それぞれだろう。
でも歴史的に見てもこの流れは事実だし止められない。
技術革新が世の中の仕組みを変えていくのだ。


例えば自治体の数なんかは100年前からすれば激減している。
これは交通手段、電信、ネット等の技術革新が起こり、
その度に細かい自治体で区分けして管理する必要性が消えたからだ。

そう考えると今後技術革新により管理がより楽になった暁には
どんどん仕事も減って自治体もどんどんまとまって管理されるだろう。
そして公務員の仕事は殆どAIが受け持っていくようになる。

悲しい?寂しい?でも別に文化や風土がなくなるわけではないよ。
単純な管理としての器がなくなるだけだ。人口も減るしちょうどいい。
ネット環境が整えば役所の手続きなんか自宅でも出来そうだしね。


そして働いてる人は皆気付いているでしょ?
既にどんなに時間をかけて働いたところで稼げる時代じゃないって事に。
社会がそういう段階に来ているんだよ。昔に戻ろうなんてそんなの無理だ。

ある程度のインフラが行き届いて色々な仕組みが整ってくると、
労働者を無理して長時間拘束したところで売上が上がるわけでもない。
時給なんて考え方そのものが時代遅れになりつつある気がする。

そう言えば今は当たり前の週休5日制だって、
俺が小さい頃は第二第四土曜日が休みで後の土曜日は半日登校だった。
でももっと前は毎週土曜日も登校・出勤があったわけだ。


やはり仕事は減っていくんだよ。
仕事と学業で違いはあるかもしれないけど、
それでも休みはきっと今後も増える。
間違っても休みが減る事は無いハズだ。

ちなみに学校の授業だって授業数を増やすとか言う話もあるけど、
単純に時間を増やすんじゃなくAIやネット動画等も活用して欲しいなー。

みんな無理して働かなくてもいいんだよ。
必要な事はみなAIがやってくれる。ベーシックインカムも意外と早いかも?


卒なくこなせる人間はAIに負ける。


では、次の世代の子供の教育って何だろうか。
俺にもまだ小さい娘がいるからね、父親なりに考えるわけだ。

今でも「個の時代」なんて言われているけど、
今後その性格はますます強まるだろう。
これからの人間に求められるのはそれこそ強烈な個性だ。

想像してみてくれ。何でもできるAIを目の前にしたとき、
自分が人間というアイデンティティをどうやって保てるだろうか。
あらゆる事をAIが出来るならば、自分の存在意義はなんだろうか。

自分って何?何が出来るの?どうして生きているの?


矛盾に近いかもしれないが、やはりそれはAIには決して真似できない、
未来へと繋がる「新たな価値を創造する事」なんじゃないかな。
難しい事かもしれない。AIにも出来るかもしれない。でも目指すべきだ。


大体どんな事もある程度こなせるような子ばかり育てて何になる?
通知表とにらめっこして欠点の克服ばかりに目くじら立ててどうする?
今まではそんな子ばかりが社会で重宝されてきたけどこれからは違う。
そんな教育で育った子こそAIで間に合います。そういう時代なんですよ。

いかにして自分の個性を世の中にまき散らす事ができるか。
そういう考えが出来る子こそがきっと次の時代を切り開くんだと思う。
少なくとも俺はそんなつもりでこれからも子育てに臨んでいきたい。


AIから人間への宿題。


仕事なんかAIに奪われてしまえ!AIたんヨロシクー!

では与えられた残りの時間で我々人間は何をして生きる??
それこそがこれからの時代のテーマだ。生涯の自由研究みたいなもんです。
お、今いい事言ったな俺。いつか飲み会とかで使おう。

そしてそんなテーマに向き合える人間をこれからの教育は育てるべきだ。
「安定した職業について欲しい」とか今のうちから考えて何になる?
てかその仕事20年後も本当に存在してると言い切れますか??
自分の時代感覚で我が子の未来を描いていると大変な事になりますよ??

どうせAIには勝てないんだ。目先の知識よりももっと自由な発想で、
人間らしく生きていく事を皆で考えていく、それが楽しいんじゃないか。

俺は人間が人間である事の最後の砦は、
多分「人間への思考を止めない事」だと考えている。
もし人間がその思考を停止して、人工知能に全てを委ねたとき、
それこそSFのようなロボットの反乱で人間はあっさり滅ぶんだと思う。

AIの発達は爆速で進む。あらゆる事が自動化して便利な時代に入る。
そんな激動の時代を目の前にして次の世代に大人は何を教えるべきだろう。

それを探すのは今の世代に課された大きな宿題のような気がする。

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