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脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

脱R論 - 一般人の一般人による一般人のための音楽ブログ。

【Album】BABYMETAL / METAL RESISTANCE [2016]

娘の授業参観気分。

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BABYMETAL

曲名リスト
1. Road of Resistance
2. KARATE
3. あわだまフィーバー
4. ヤバッ!
5. Amore - 蒼星 -
6. META! メタ太郎
7. シンコペーション
8. GJ!
9. Sis. Anger
10. NO RAIN, NO RAINBOW
11. Tales of The Destinies
12. THE ONE

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なんかもう凄い事になってんよねベビメタ。

⇒ベビメタ、53年ぶり米ビルボードチャート40入り 「スキヤキ」以来の快挙


日本のオリコンでは1位は逃して2位だったが。
それでもここ数年で知名度は一気に上昇したんじゃなかろうか。


ちなみに俺がベビメタを知った経緯はかなり特殊な自信がある。

3年前くらいに「赤ちゃんの泣き声でメタルやったら新しいんじゃね」
みたいな思いつきの妄想を一人でニヤニヤしてて、
だとしたらヘビーメタルならぬベビーメタルとか付けたら面白いよね
とか考えてグーグルで検索したらもう既にいるーっ!となったのだ。

まぁ実際のベビーメタルは赤ちゃんでは無かったわけだが、
こんな名前誰でも思いつくよねと自分の発想力の限界も感じた。
その行き場のない敗北感と共に出会ったのが彼女らだったのだ。


というわけでそんな全世界のメタル親父共をメロメロにし続け、
きっとライブは娘の授業参観にきた親父共みたいになってるであろう
ベビメタの待望の2ndアルバムだ。親父は皆、娘達の成長が気になるもの。

話題作とあって様々なメディアで記事を見かけるがもう大絶賛の嵐だ。
実際ワールドワイドに売れたわけで、もう彼女達の勢いは止められない。


だが!

ここで敢えて俺はこの世間の流れに逆らおう。
仮に今後夜道でベビメタファンに囲まれて、
全方位からドロップキック喰らってもしょうがない覚悟だ。

俺は言う。
…このアルバムは違う。違うんだ!
この2ndアルバムはベビメタの真骨頂とは言えない作品だ!


さて、俺はもともとメタルについては明るくない。
一応ある程度色々聴いたし別に嫌いってわけでもないんだが。

でもロキノン教・オルタナ過激派だった俺の耳には
メタル教のコーラン的アルバムである
あのメタリカのマスパペもそこまでの驚きも無い普通の作品に聴こえた。

だからだろうか、ベビメタの1stを聴いたとき
素直にスゲエと思ったのは「アイドルの痛々しさ」が
メタルという音楽に乗る事で新しい面白さの発見があったからなのだ。
ただのメタルなら間違いなく俺は発見などしなかったハズだ。

アイドル要素がメタルの荒波に飛び込んだ彼女らの1stを聴いて
「ああ、まだこんな手があったのか!」と感心したんだよ。
音楽ってまだまだ掘られていないジャンルってあるんだなって思った。


それなのに!
今回の2ndアルバムときたらしっかりメタルになってんじゃん!
前作のアイドルらしさが薄まり世界標準メタルで構築された作品だった。

いや、そりゃ戦略的にはそれが正しいのかもしれんけどさ、
俺が聴きたかったのはそうじゃないんだよ!
コテコテのメタルなら彼女らじゃなくてもいいでしょ?

特にアルバムのラストの展開の感じはドリムシだよね。
メタルそんなに詳しくなくても分かる。フザケなし。真面目かっ!

俺が聴きたかったのはね、1stの『ギミチョコ!』や『4の歌』みたいな
バリバリにアイドルチックなメタルだったんよ。
なんだか自然と頬が緩んで「ニタァ」としてしまうような、
そしてそんな俺を見た嫁が「キモォ」と発するような、
そんなアイドルメタルが聴きたかったんだよ。


今回はそんなパンチのある曲が減って真面目なメタルが増えた。
ベビメタは完全にメタルの世界に誘われたようだ。
それで実際に売れた事は喜ばしい事なのかもしれないが、
個人的にはちょっと残念な気持ちとなったアルバムだった。


それでも曲によっては俺の好きなベビメタもあった。
メタルへのオマージュの中にも遊び心を忘れていない。
なんだかんだでくぁわいい。SU-METALくぁわいい。
ちなみにSU-METALの姉は乃木坂46という事をこの前知ってなんだか納得。

可愛さで言えば『Sis. Anger』のあのテキトーなゆるさで
「ざっけんじゃねーぞー」と歌うあたりは最高に可愛かった。
あんなゆるく可愛い声で「かかってこいやー」とか脳が溶けるからやめて。

あとリード曲の『KARATE』の
「セイヤ、セ、セ、セ、セイヤ!」もいいよね。
あのあどけなさが授業参観親父の心にズギュゥゥンなのよ。


というわけで結局頬が緩んでキモイ親父の授業参観になったわけだが、
元来メタルが好きだった人からは支持されそうなアルバムで、
俺みたいにアイドル要素を求めた人には物足りないアルバムだと思われる。


彼女らに何を求めるのか。
そこが分水嶺になるだろう。

そして俺は嫁から「キモォ」と言われる事を選ぶ。
修羅の道を行くぞ。


【採点】
・全世界待望2nd  20点
・アイドル要素減 ー5点
・メタル要素増   5点
・ニヤニヤ要素有 50点
70点

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