読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

脱R論 - 一般人の一般人による一般人のための音楽ブログ。

今年はアニメ100周年!忘れちゃいけないアニメソング30選。

音楽企画 音楽考察


私の(選んだ)歌を聴けぇぇぇ!

はなまるぴっぴはよいこだけ / 183の日本トレビアンROCK'N ROLL
A応P 内田裕也と183ファミリーバンド
B0151OY780

みんなアニメ好きだろ?恥ずかしがらずに正直に言いなさい。
勿論俺はアニメが好きだ。君が好きだと叫びたい。


今年は日本でアニメーションが公開されてから100周年だそうだ。

NHKには現在『ニッポンアニメ100』という特設サイトが出来ており、
なんと今までに公開された全てのアニメ作品でWEB投票を実施し、
「ベスト・アニメ100」「ベスト・アニソン100」を選出するという
かなり本格的な歴代アニメ総選挙企画が始まっているぞ。

⇒ニッポンアニメ100|NHK

アニメソング、アニメ作品共に投票受付中だ。
しかしアニメソングのリストの中に「ラブライブが登録されていない!」と、
ラブライバーの方々から苦情を受けている模様。

まぁリストに無くても自由入力投票が出来るので投票自体は可能だけど、
しかしラブライブの再放送を行っていたNHK
ラブライブの曲をリストアップしていないのは不可解ではあるな…。


日本でアニメが始まって100年の今。


つーか今年で日本のアニメ100周年って事は、
1917年の日本でアニメが放映されていたって事だ。
マジかよ。ロシア革命の年だぞ。そんな前からあったのか??

と、調べてみたら「なまくら刀」という作品がそれに当たるらしい。

ほえーっ。キャラクターのタッチまでが今と同じような描き方で驚いた。

さて、そんな日本のアニメはこの100年間で素晴らしい発展を遂げてきた。

特に1960年代にテレビの普及、そして手塚治虫の尽力によって
日本のアニメ文化は大きく花開いたと言えるだろう。
そして色々な変化や社会的受容の変遷を経験しながらも、
今日に至るまで国内外問わず多くのアニメファンを生んできた。


10年前、俺が学生の頃の若者は皆結構アニメを観ていただったけど、
それでもやっぱり社会人の方々の前では「アニメが好き」とは
なかなか言い辛い雰囲気ではあった。

しかしそれも今や昔の話。
テレビでもアニメ好きを公言するタレントも普通に見られるようになり
ここ数年、コンビニにはいつもアニメ関連の一番くじが置いてある。

昨年はアニメ映画『君の名は。』がジブリ以外の日本アニメでは
異例の大ヒットを記録。さらには戦争を描いたアニメ映画、
この世界の片隅に』も幅広い層の人に支持され話題を呼んでいる。

こうやって今の時代を見つめると、
アニメに対する世間の目は本当に変わったんだなぁと感じるところだ。


俺もアニソン特集やりたい。


そしてそんなアニメの発展を語る上で欠かせないのがアニメソングである。

アニソンは作品を盛り上げるだけではなく色々な役割を果たしてきた。
アニメのテーマを担当したアーティストに興味を持ったり、
逆にカラオケ等で聴いたアニソンでその作品の事に興味を持ったり。
アニソンは実に色々なシーンでアニメの形作りに作用しているのだ。

さらにアニメソングってジャンルはある意味無敵だ。
ジャズやクラシック、ロックやポップといった音楽のジャンルでは無い。
アニメで使われていればどんな音楽でもアニソンとなってしまう。
まさに何でもありのジャンルと言えるだろう。


というわけで今日はアニメファン待望(!?)のこの企画
忘れちゃいけないアニメソング30選』だ。

しかしアニソン特集と言っても、俺のいつものクソ企画だ。
有名なアニソン、メジャーな曲ばかりを集めたものでは面白みが無い。
それこそNHKのアニソン人気ランキングの結果を待て。

かと言って俺の好きな曲を選んだら選んだで絶対「にわか」と叩かれる。
怖い。ガチアニメファンのそういうところ怖い。洋楽好きと同じ匂いだ。

だから今回は敢えてちょっと視点をずらして、
アニメ自体の評価や曲の知名度・人気等はある程度無視して
アニメソングの歴史や発展を語る上でポイントであったであろう
マイルストーン的アニメソングを30曲選んでみた。

要は「ああ、確かにこんな事あったね」と言われる
微妙に忘れられないラインを突いたランキングである。
メジャーマイナー問わずそんな視点で選出してみたつもりだ。
まぁ結局俺の感覚が強く出ているけど。


というわけで予防線張りまくりのアニメソング特集を開始します!
曲は時代の流れを感じていただけるように年代順に並べてある。
叩かないでくれ。俺意外と繊細だから。頼むから叩かないでおくれよ!


忘れちゃ困るアニメソング30曲。


1. ヤマトより愛をこめて【1978】

アニメ史上に燦然と輝く『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ、
その劇場版『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』のEDテーマだ。

歌っているのはジュリーこと沢田研二
60年代後半のGS(グループ・サウンズ)ブームで絶大な人気を博した
ザ・タイガースのボーカルとしても有名だ。

それまでのアニメソングと言えば児童の合唱歌のような
子供向けの分かりやすさとキャッチーさを前面に出した曲が多かったが、
アニメで切ない大人の曲を誰もが知っている有名な歌手が歌った事で、
アニメソングというジャンルに一つの大きな風を吹かせた曲となった。

あと森雪って実際にモデルにいるんだよね。森泉の妹。
名前でちょっと得してる感がある。羨ましい。


2. 銀河鉄道999【1979】

アニメ『銀河鉄道999 』の劇場版主題歌だ。
歌っているのは当時CMソングなどで活躍していたゴダイゴである。

ゴダイゴは日本の歌謡曲路線ではなく洋楽をルーツとしていた。
日本のプログレッシブ・バンドの先駆けとも言われているバンドだ。
そんなゴダイゴがアニメの主題歌を歌った事は大きい。

洋楽由来のキラキラしたポップソングの要素を日本風に解釈、
そして日本語をメインに歌う事で今聴いても全く色褪せない
良質なジャパニーズ・ポップソングに昇華されているのだ。

今でもTV等様々な場面で流れる曲であり、
最早アニメソングという事すら忘れらているかもしれない。
それくらいに時代とジャンルを超えたアニソンと言える一曲。


3. CAT'S EYE【1983】

アニメ『キャッツ・アイ』のOPテーマ。
「みーつめるキャッツアイ!」は誰もが聴いた事があるフレーズだ。
俺も知らないうちに知っていた。どこかで植え付けられたんだろう。

歌っているのは杏里。そしてアニメ界ではこの曲こそが
アニメ放送とメジャー歌手がタイアップした最初の曲と言われている。

当時のアニソンと言えばアニソン専属の歌手が歌う場合が多く、
そしてアニメはまだまだ子供向けだという風潮が強かった時代。
アニソンを歌う事を依頼された杏里は、当時物凄く抵抗感があったらしい。

現代で杏里がこんな話をしたならば間違いなく炎上したんだろうけど、
そこはもう時代が違うとしか言いようがない。

しかしこの曲はオリコン1位となり、ミリオンヒットを記録。
杏里の名はこの曲のお陰で一気に広まり紅白にも出場した。
今では杏里自身も「この曲は大事な曲」と手の平を返して語っている。
メジャー路線の歌手とアニメが邂逅する出来事となったアニメソングだ。


4. 愛・おぼえていますか1984

今でもシリーズが続いている人気アニメ『マクロス』シリーズ。
そんなマクロスのアニメ映画『愛・おぼえていますか』の主題歌だ。
マクロスは良く知らなくてもこの曲はおぼえているという人は多いぞ。

歌っているのは劇中アイドル歌手リン・ミンメイ役の飯島真理
そして作詞作曲は邦楽の発展に大きく貢献した安井かずみ加藤和彦夫妻だ。

作曲の加藤和彦は60年代のフォーク時代から
様々な音楽に挑戦し続けていた敏腕アーティストであり、
この曲の大ヒットによりアニソンでも大成功を収める事となる。

今でも尚多くのアニメファンを魅了し続けている名曲であり、
歌詞・曲・そして声が見事にマッチした珠玉のアニメソング。
マクロスという作品のコンセプトの一つが「歌」という事もあり、
アニメに流行歌が接近してムーブメントとなった事例の一つやね。


5. Get Wild【1987】

アニメ『シティーハンター』のEDテーマとして有名な曲。
担当したのは小室哲哉を中心としたユニットTM NETWORKだ。

これもアニメは知らなくても曲を知っている人が多そう。
小室哲哉と言えば90年代を代表する超売れっ子音楽家だが、
実はこの『Get Wild』が小室自身では初のオリコンTOP10入りの曲だ。

小室はアニメ好きでも有名であり、
その後もアニメ映画『ストリートファイターⅡ』の主題歌
恋しさとせつなさと心強さと』で200万枚越えという記録を叩き出す。

後の多くのアーティストにもカバーされたこの曲だが、
テクノ・デジタルポップという当時の先端を行く音楽なのが特徴的で、
アニソンと時代の音楽が共に歩みを進め始めた事を感じられる一曲だ。

ちなみに歌詞の

ひとりでは 解けない愛のパズルを抱いて

は、人にヘルプを求める時に使い勝手が良いフレーズなのでお勧め。


6. あなただけ見つめてる【1993】

バスケ漫画の金字塔『SLAM DUNK』のアニメ初代EDテーマだ。
大黒摩季が歌いミリオンヒットとなった。うろ覚えだが懐かしい…。

90年代は「ビーイング系」と呼ばれるアーティストが活躍した時代だ。
このビーイング系とは、簡単に言うとメディアへの露出を控えて
代わりにドラマの主題歌等のタイアップでプロモーションする事が多い
ビーインググループ」という事務所関連のアーティストの事だ。

このビーイング系アーティストは特に90年代前半に一大ブームとなり、
B'z、ZARDWANDSDEEN等が大ヒット曲を連発していた。
大黒摩季もそんなビーイング系アーティストの一人だ。

そんな時代の寵児とも言えるアーティスト達はアニメでも活躍を見せた。
スラムダンクのタイアップとなったこの曲もそんな一曲。
大人気アニメとJ-POP黄金期の曲が見事にハマったのだ。

そして同アニメからはこの曲以降も
WANDSの『世界が終るまでは…』やZARDの『マイフレンド』等、
ビーイング系のアーティストがミリオンヒットを連発し、
90年代アニメソングの一つのフォーマットを作り上げた。

ちなみに歌詞の

あなただけ見つめてる

は、会話が何かのズレで一瞬止まった時に使えるフレーズなのでお勧め。


7. そばかす【1996】

大人気アニメ『るろうに剣心』のOPテーマ。懐かしい…。
当時人気上昇中だったロックバンドJUDY AND MARYが大抜擢された曲。

『そばかす』と言えば『るろうに剣心』みたいなイメージもあるが、
この曲自体はアニメタイアップが決まって急ごしらえで作成された
即興曲みたいなものであり、どう考えても歌詞がアニメと全く関係ない

しかし結果的にこの曲はるろ剣のお陰で広く認知され
ジュディマリ初のオリコン1位&ミリオンヒットとなった。
アニメとの関係性を超えて曲のパワーで大ヒットした例だろう。

勿論、この曲は純粋にジュディマリが好きだから好きという人も多い。
アニメとバンドという当時まるで違う方向性を向いていた2つの要素が
不思議な形で繋がるという図式がこのアニメで定着した感がある。


8. 胸がドキドキ【1996】

名探偵コナン』の初代OPテーマだ。懐かしい…。
もうさっきから懐かしさの連続で俺の胸のドキドキも止まらない。

色んな音楽がアニメに接近していた90年代。
まさかまさか、あの伝説的ロックバンド「THE BLUE HEARTS」の面々が
国民的アニメの主題歌を担当する事態まで起きていたのだ。

今ではコナンの曲と言えばすっかり先述のビーイング系アーティストが
担当しているイメージがついているが初期はそうでもなかった。

ブルハの解散後に甲本ヒロト真島昌利を中心に結成された
THE HIGH-LOWSだが、このコナンの主題歌なんかはまさにブルハ節だ。
青春の若々しさがほとばしる彼ららしい爽快な曲は、
まだ小さかったお茶の間の子供達をブルハの世界に誘っていたのだ。

今ではもうお目にかかれない国民的アニメとパンクバンドの巡りあわせ。
結構貴重な一曲だと思う。あと何気に歌詞がコナンっぽいところも好き。


9. Give a reason【1996】

ライトノベルの金字塔「スレイヤーズ」のアニメシリーズの一つ、
スレイヤーズNEXT』のOPテーマだ。

歌っているのは同作品の主人公の声優を担当した林原めぐみ
アニメファンでなくとも彼女の名前は多くの人が知っているだろう。
多数のアニメで主人公級のキャラの声優をこなしており、
一時期はマジで彼女の声を耳にしない日は無い程に活躍していた。

今では当たり前になった、声優が歌手として活動するというスタイルだが
それは林原めぐみが切り開いた道でもあるわけだ。
彼女以前は声優が普通のメジャーアーティスト達の様に
シングルを発売するような事は殆ど皆無だったと言われている。

この『Give a reason』は、声優のシングルとしては
史上初のオリコンTOP10入りを果たした歴史的な曲であり、
今の至るまで林原めぐみで最大の売り上げを記録した曲でもある。

色々な音楽がアニメソングとしても発展し続ける90年代の空気の中で、
これぞアニメソングといった系譜をしっかり辿っているのはさすがだ。


10. ハミングがきこえる【1996】

ここでまさかの超国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』のOP曲。
しかしちびまる子ちゃんだからと言って舐めてはいけない。
この曲を歌っているのは渋谷系を代表するシンガー、カヒミ・カリィだ。

90年代サブカル音楽の筆頭格だったのが渋谷系サウンド。
オシャレでそしてどこか不思議な独特のポップネスが特徴で、
都会的で洗練されたジャンルとして音楽好きから注目を集めていた。

この曲はさくらももこ作詞、そして作曲はなんと小山田圭吾
フリッパーズ・ギターの時代からサブカル音楽の中心にいた人物。

そう、俺らは小さい頃から知らない間に渋谷系音楽に洗脳されていたのだ。
オシャレでカラフルな音楽に乗って運ばれてくるウィスパー・ボイス。
こんな最先端の音楽が子供向けアニメのOPだったなんて恐ろしいだろ?


11. 檄!帝国華撃団(ゲキテイ)【1996】

ここまで書いてて1996年のアニソンの豊作っぷりに驚愕しているが、
この曲もそうだったのか。檄!帝国華撃団、通称ゲキテイである。

大人気ゲーム『サクラ大戦』のテーマソングであり、
同ゲームのアニメOVA作品『サクラ大戦 桜華絢爛』の主題歌だ。
歌っているのは同作品のヒロイン真宮寺さくら並びに
劇中に登場する架空の劇団、帝国歌劇団である。

アニメソングとJ-POPの線引きが段々とぼやけてきた時代だと、
ここまで一聴して「あ、アニメソング!」と分かる曲は逆に珍しい。
日本歌謡的なメロディに熱い曲展開、間奏のセリフ、力強いボーカルなど
どこを切ってもカッコイイ。「歌劇団」といった荘厳な感じが凄い。

ちなみに劇中キャラが曲を歌うという通称「キャラクターソング」は、
この曲をきっかけに広く知られるようになったとされている。
あと俺の祖母がこの曲大好きだった。確かに年配の方にウケが良さそうだ。


12. Tank!【1998】

これこそアニメソングという事実を知らない人が多い曲だろう。
アニメ『カウボーイビバップ』のOPテーマである。

エヴァの「DECISIVE BATTLE」同様、
TVのBGM等で多用されているので耳にする機会が多いが、
これがアニメソングだと認識しておられる方はどれくらいか。

少なくとも俺の嫁は「DECISIVE BATTLE」は「ほこ×たて」の曲で
この「Tank!」は「ホンマでっか!?TV」の曲だと思っていたらしい。
フジテレビ好きだなオイ。ほこ×たては残念な終わり方だったな。

一般的なJ-POPとは一線を画したクールでジャジーな曲。
作曲はアニメファン、音楽好きの間では有名な菅野よう子だ。
マクロス∀ガンダム攻殻機動隊などでもお馴染みの音楽家である。
またCM曲等も多数担当しており、
彼女の曲を聴いたことが無い日本人はまずいないと断言したいくらい。

アニメソングなのにスタイリッシュ。そりゃBGMにも使われるぜ。
一般的なアニメソングのイメージを刷新した一曲である。


13. 風といっしょに【1998】

ゲームから始まり今や国民的アニメとなったポケモン
そんなポケモンアニメの記念すべき映画第一作目、
ミュウツーの逆襲』の主題歌だ。

歌っているのはなんと演歌歌手、小林幸子だ。
アニソンはついにここまできた。歌謡曲全盛の時代から
演歌で名を馳せていた小林幸子ポケモンの曲を歌ったのだ。

実は彼女、この曲の前にも通常のアニメ放送のポケモンのEDテーマ
『ポケットにファンタジー』も担当しており、
それ以降ポケモン関連の仕事を色々とやっていた。

しかしこの『風といっしょに』は凄い。
何も知らされずに聴けば小林幸子が歌う立派な歌謡曲なのである。
でもあの感動的なポケモンの映画だったからこそこの曲が映えている。

そして小林幸子はこの年の紅白でこの曲を歌った。
紅白でアニソンが堂々と歌謡曲として流れた事実はなかなかに感慨深い。


14. Butter-Fly【1999】

こちらもゲームを題材として人気を博したアニメ、
デジモンアドベンチャー』のOPテーマである。
歌手は和田光司さん。昨年42歳と言う若さでこの世を去った。

一般的な認知度は低い曲かもしれないが
ネット界隈では長期に渡り根強い人気を誇っている曲であり、
特にニコニコ動画ユーザからの支持が厚く
発売から十数年経った今でも若い世代でこの曲を知っている人は多い。

曲もまさに王道を征くアニメソングであり、熱く切なくカッコイイ。
子供から大人まで共感してしまえる歌詞も長く愛されている理由の一つ。
カラオケでも多くのアニメファンが熱唱して盛り上がる曲だ。

昨年和田光司さんが亡くなった際は、
この曲のYoutubeのコメント欄は多くの追悼コメントで溢れていた。


15. プラチナ【1999】

多くのアニメファンの人生を狂わせたとされる
恐るべき破壊力を秘めたアニメ『カードキャプターさくら』の
最終クールOPテーマ。ほぇー。はにゃーん。

歌っているのはこちらもアニメファンにはお馴染み坂本真綾
そして作曲は菅野よう子。この二人のタッグも有名だ。
CCさくらのアニメ自体もとてつもない影響力を誇っていたが、
やはりこの曲『プラチナ』もとても印象的な曲として記憶に残っている。

魔法少女モノのアニメ作品と言えば軽快で溌剌としたテーマ曲が多い。
しかしそんな定石とは違い、じっくりと真面目に進行するこの曲は
魔法少女というよりも力強く成長する一人の少女の姿を彷彿とさせる。
主人公木之本桜の気持ち、そしてCCさくらの世界観と見事にリンクし
新たな魔法少女の世界を構築した永久不滅のアニメソングと言える。
どうだ、俺も大概キモイだろう。

ちなみに来年1月からCCさくらのアニメ新章がスタートする。
絶対観るんだよ。


16. 夢の島思念公園【2004】

今敏監督によるテレビアニメ『妄想代理人』のOPテーマ。
曲を担当したのは平沢進だ。

日本のアニメ監督と言えば宮崎駿監督だったり細田守監督だったり、
最近では新海誠監督もすっかり有名になったけど、
忘れちゃいけないのがこの方、今敏監督だ。

上記の監督の方々の誰とも異なる独特の世界観を打ち出し、
主に2000年代に活躍したアニメーション監督だ。
もう亡くなられているのが悔やまれるが、
今なお海外からも支持されている日本が誇るアニメ監督の一人である。

そんな今敏監督が手掛けたアニメのテーマを歌っているのは、
テクノ御三家の一角P-MODELのヴォーカリストとして活躍した平沢進
平沢唯じゃない平沢進だぞ。

今敏監督と言えばもう平沢進と言えるくらいに、
監督の多くの作品で平沢進は音楽を担当している。
それくらいに両者のイメージは非常に似通っており、
むしろ平沢進じゃないと今敏の世界に通じれないんじゃないかとすら思う。

荘厳でディストピア感溢れる民族音楽的なデジタル音楽が鳴り響く一曲。
何言ってるか分らないだろ?実際そうとしか言えないんだよ平沢進は。
最早アニソンがどうとかそんな議論をもぶっ飛ばすような、
強烈な印象を与えるアニソン。そこがたまらなく好き。


17. battlecry【2004】

アニメ『サムライチャンプルー』のOPテーマ。
ヒップホップアーティストのNujabesが担当している。
Nujabesは2010年に交通事故で亡くなってしまっている。
36歳という若さだった。世界的に活躍していた方だっただけに悔やまれる。

時代の流行も交えたバラエティー豊かなアニメソングが増えていた中、
ヒップホップ界からもついに人気アニメソングが誕生する。
しかも侍のアニメだ。和風なテーマにまさかのヒップホップの味付け。

だがこのOPのチョイスはアニメを観た方なら納得しておられるだろう。
このアニメは上記にもあったアニメ『カウボーイビバップ』の監督が、
ヒップホップをベースにした斬新な時代劇を目指した作品なのだ。

そこで監督自らがNujabesに主題歌をオファー。
ヒップホップとはいえ、どちらかというとヒーリングミュージック寄りの
落ち着いたトラックとなっており、全く違和感が無い。
アニソンとは本当にジャンルレスなんだなと感じさせる一曲だ。


18. リライト【2004】

アニメ『鋼の錬金術師』のOPテーマに起用された
ASIAN KUNG-FU GENERATION、通称アジカンの代表曲だ。

ロックバンドがアニメソングを歌うケースは意外と多い。
上記のジュディマリやそれ以降でも『すごいよ!!マサルさん』の
OP曲『ロマンス』を歌ったPENICILLINなど、
色々なバンドがアニメと共に有名になってきた。

そして2000年代のロキノン系邦楽バンドの
アニメソング進出の印象を決定づけたのはこの曲だろう。

この曲以前もアジカンの曲がアニメに使われていた事はあったが、
もともとシングル化する予定すら無かったこの曲を
アニメのタイアップにする話が舞い込んできたときは
当時はメンバー内でも意見が割れていたそうだ。

悩んだ末にアニメタイアップ曲として発売したところ、
ハガレン人気もあって結果的に彼らのシングルでも最も売れた曲となった。
それまでアジカンを知らなかった連中も、こぞってカラオケで熱唱した。

そして海外でも彼らの名前をハガレンのこの曲を通じて知った方は多い。
そしてアジカン自身もこれ以降にもアニメの主題歌を良く担当している。

DOESの『曇天』や、最近ではUNISON SQUARE GARDEN
シュガーソングとビターステップ』等、
今やアニメ主題歌に起用されマイナー邦楽バンドに人気が出る事も多い。
むしろアニソンになる事がバンドが売れるための登竜門になった感じだ。


19.ハッピー☆マテリアル【2005】

アニメ『魔法先生ネギま!』の主題歌である。
歌っているのは劇中に登場する学園の生徒31人である。
6ヶ月の放送期間の中で歌うキャラを月単位でチェンジしながら、
OPテーマを流していた。シングルも数か月に渡り発売された。

ネットを中心として、ファンによる「オリコン1位を目指そう」という
アニソン活性化運動が行われたアニソンとして有名である。
これはラジオでとある毒舌歌手がこの曲について
アキバ系の曲、無くなって欲しい」などとディスった事で、
アニメファン達の反骨精神に火をつけた形となったのだ。

結果的にはオリコン1位は取れなかったものの、
4月及び6月分のシングルが最高3位となりなかなかに善戦した。
さらにネギま関連のシングルは累計100万枚を突破している。

発売元ではなくファンが一体となって広報活動をするという、
アニメファンの底力と結束力を見せつけた出来事だった。


20. 創聖のアクエリオン【2005】

アニメ『創聖のアクエリオン』の主題歌。
歌はAKINO、そして作曲は菅野よう子菅野よう子の頻度高いな…。

アニソンの枠を超えて一般人にも浸透したアニソンの代表。
そのサビの盛り上がり方は一度聴いたら忘れられない程のパワーがある。

この曲は当初そのドラマティックな曲展開からネット上で人気を集め、
ニコニコ動画などではコメントで「あいしてるぅぅぅぅぅ」の
弾幕が張られるといったアニソンならではの賑わいを見せていた。

だがこの曲は数年後に同作品のパチンコのCMが全国的に放送された事で
一気に認知度が急上昇。もともと曲自体が強力であったため、
「あの曲はなんだ?」と話題が話題を呼びロングヒットとなる。

しかしあのCM自体は女性タレントが「あなたと合体したい
きもちいいいいい」などと完全にアレなセリフを吐いていたため、
正直お茶の間の家族団らんを氷河期に突入させていたと思われる。


21. Wings of Words【2005】

アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の第4期OP曲。
歌っているのは男性ボーカルグループCHEMISTRYだ。

アニソンは本来アニメのテーマに沿った形のモノが理想であり、
その相乗効果が高ければ高い程、印象的なアニソンとして名を残す。
そして反対にそこまでの印象が無ければ大した話題にならない。

だが、印象が悪すぎて逆に話題になるというレアケースもあった。
この曲がまさにそれだ。ガンダムに合ってない。今聴いても合ってない。
ちょっと合ってないくらい程度であればそこまでの騒ぎにはならないが、
あまりに多くの人がそう思ったためかこの曲に関しては非難が紛糾した。

別にこの曲自体は悪くない。何も悪くない。
だがどんな曲にも合う場面、合わない場面と言うのはやはり存在する。
保育園のダンスで『千の風になって』が起用されたりはしないはずだ。

だからこのガンダムのOPになった事がいけなかったのだ。
おまけにバックで流れる映像も空気を読んでない。普通に爆発とかしてる。
この曲に合った映像を流せばまだ救われただろうに完全にとどめ刺してる。

ちなみに『ガンダムUC』でもCHEMISTRYが歌った事があったが、
そちらは全然アリだった。アニソンってやっぱり使われ方が大事。
なんでもアニソンにすればいいってもんじゃない。そう感じた出来事。


22. ハレ晴レユカイ【2006】

アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のEDテーマ。
歌っているのは劇中で女性キャラを演じた平野綾茅原実里後藤邑子だ。

2000年代を代表するアニメである涼宮ハルヒ
そしてそのアニメと共に一大ムーヴメントを巻き起こしたアニソンだ。
メインキャラ達がこの曲に合わせてダンスをするエンディングが、
瞬く間に注目を浴びて全国のアニメファンが一斉に踊りだしたのだ。

アニメソングで踊るのは小学生までかと思いきや、
うまく仕掛けさえすればいい大人だってアニソンで踊るのだ。
アニソンの新しい楽しみ方を多くの人が実感した曲である。

またこの曲についても前述のハッピー☆マテリアルの時のように、
アニメファンが秋葉原でダンスを踊ってPRするというイベントがあった。
実にアクティブなアニメファンが増えてきた証でもあった。
アニソンが只の歌を超えてコミュニケーションツールとなった例である。


23. もってけセーラー服【2007】

アニメ『らき☆すた』のOPテーマ。
歌っているのはハルヒの時と同様に作中に登場するメインキャラの声優、
平野綾加藤英美里福原香織遠藤綾の4名だ。

従来アニメソングは作品の主題や雰囲気に寄せた形にして
あまり作品のイメージを壊さないように収まる場合が殆どなのだが、
この曲に関してはそんな定石をガン無視して作られている。
聴けば分かる。作った人、脳味噌に絶対別のモノが詰まってる。

この『らき☆すた』という作品自体は女子高生の日常モノなのだが、
この曲の強烈なインパクトが完全に作品全体を覆っているのだ。
それ故になんだかアニメそのものがサイケデリックに感じられる。

またこの曲も『ハレ晴レユカイ』の時と同様にダンスが存在し、
当時のニコニコ動画の流行りもあって多くのファンが踊っている。
またアニメについても、今では当たり前になったアニメの聖地巡礼
地域おこしが盛んに行われたモデルケースでもある。

またこちらも「オリコン1位にしよう」運動が盛り上がった曲。
結果は惜しくも2位。しかしMステ等のTVのランキングで
このサイケな曲がランクインして映像が流れた時は、
その場違い感にネットが大いに笑い、熱狂していた。


24. 君の知らない物語【2009】


アニメ『化物語』のEDテーマ。楽曲を担当するのは
様々なクリエイターのメンバーで構成されるグループsupercell

化物語』自体も大ヒットしたが、この『君の知らない物語』も
切ないメロディと歌詞でアニメファンに留まらない人気を見せた。
その楽曲の良さからアニメ好きと音楽好きの垣根を超えて支持された曲だ。

バンプの『天体観測』にも通じるこの歌の世界観は、
アニメの雰囲気と当時の若者の感性にバッチリハマり広がりを見せた。
カラオケでも若者を中心に沢山歌われ、それに伴いアニメの知名度も上昇。
歌詞が最終的にアニメ本編とリンクした事も感動的だった。

ちなみに『化物語』の制作会社シャフト及び監督の新房昭之
後にもアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』を大ヒットさせているが、
こちらの主題歌となったClariSの『コネクト』も
この曲と同様に切ないメロディと歌詞が作品にバッチリハマり、
作品とリンクして感動を呼ぶ人気アニソンの地位を獲得した。

また曲を担当したsupercellだが、
もともとニコニコ動画で活躍していたアーティスト集団である。
ネットで草の根的に活動をしていた才能がアニソンで発揮されたのだ。


25. only my railgun【2009】

アニメ『とある科学の超電磁砲』のOPテーマ。
歌っているのはfripSideだ。

アニソンのジャンルも細分化し、声優が歌手活動を行う事も一般的になり、
ビジネス的にもアニソンのパワーが広く知れ渡るようになった中で、
ある意味で忘れかけられていたアニソンの流れを大きく引き戻した一曲。

小室哲哉からのルーツを感じる正統派J-POPアニメソングでありながらも、
単なる90年代リバイバルというだけではなく
アニソンならではの熱さ、カッコよさ、力強さが同居している。

アニメ放送開始と同時に評判が高まりCDの予約も殺到。
発売されるや否やその予想以上の売れ行きで即日売り切れが続出し、
一時は供給が間に合わなかった。オリコンは3位を記録。

2000年代後半以降にアニメを熱心に観るようになった層にとっては、
この手のアニメソングは経験が少なく逆に新鮮だったのかもしれないね。
しかしそれでもこのアニソンが今尚高い人気を誇っているのは、
この曲が普遍的な魅力を持っているからに他ならないのだ。

ちなみにMVにマギー審司がいきなり登場した事でも話題を読んだ。
以降、彼らの曲のMVには芸能人が出演する事が恒例となっている。


26. GO! GO! MANIAC【2010】

アニメ『けいおん!!』(けいおん第2期)のOPテーマだ。
ちなみに「!」が一つの場合は第1期である。

バンド活動を行う高校生の学園モノとして一大ブームとなったアニメだ。
歌っているのは劇中のメインキャラで結成された架空のバンド、
放課後ティータイム」。彼女たちが作中で使った楽器も注目を集め、
楽器店には注文が押し寄せた。また軽音楽部の部員も増加したらしい。

音楽を軸としたアニメだっただけに、そのテーマ曲も1期の頃から
高い評価と人気を獲得してきたわけだが、
この曲『GO! GO! MANIAC』ではついにアニメファンの悲願が叶った。
キャラクター名義で史上初のオリコン1位を獲得したのだ。

ちなみにMステでもしっかり1位であり、
さらには同日発売のEDテーマもオリコン2位となっており、
アニメキャラ名義でのトップ2独占という前代未聞の快挙も成し遂げた。

ちなみに放課後ティータイムはアルバムでも1位を獲得しており、
そちらもアニメキャラとしては史上初、さらにはアニメ以外を含めた
劇中の架空アーティスト名義としても史上2組目
声優が歌ったCDとしても史上2組目と様々な記録を乱立。

アニソンがヒットソングとして刻まれる大偉業を成し遂げたバンドだった。


27. secret base ~君がくれたもの~ (10 years after Ver.) 【2011】

多くのアニメファンをノスタルジーに浸らせ、そして泣かせたアニメ
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のEDテーマ。
作中でヒロイン3人を演じる茅野愛衣戸松遥早見沙織が歌っている。

原曲の『secret base ~君がくれたもの~』は、
ガールズバンドZONEの曲で2001年に大ヒットを記録した。
感動的で切ないメロディーが特徴的。当時は俺も良く聴いてたなー。

そんな『secret base ~君がくれたもの~』の歌詞の一節に
「10年後の8月また出会えるのを信じて」というフレーズがあるが、
まさにその10年後の2011年にこのアニメは放送された。8月じゃないけど。

さらにこの曲は文字通り「秘密基地」をテーマにした曲だが、
このアニメも少年少女達の「秘密基地」がテーマとなっており
その部分でもリンクする。まさにこの曲の復活に相応しいステージが
アニソン枠で用意されていたとも言える程にドンピシャな選曲だった。

とにかく泣ける。これで泣かなきゃ人間じゃない。めんまあああああ!

昔の曲がカバーされてアニソンに起用されるなんて滅多に無いが、
感動的だと話題を呼んだアニメのパワーとも相まって
この曲は10年の時を経て泣けるアニソンとして生まれ変わったのだ。


28. 紅蓮の弓矢【2013】

ここ数年の漫画・アニメ作品の中でも特に有名で、
巨人が顔を出すシーンなどは多くの人に広く知れ渡り、
社会現象にもなったアニメ『進撃の巨人』のOPテーマ。

歌っているのはLinked Horizon。音楽を単体で聴かせるのではなく、
他作品とのコラボレーションする曲を専門とする音楽ユニットだ。
進撃の巨人』関連の楽曲の多くを担当している。

緊迫感と高揚感が迫ってくる勇壮で熱い楽曲は作品を大いに盛り上げ、
血が滾るようなアニソンが少なくなっていた中で圧倒的な存在感を放った。
さすがコラボレーションのために作られたアニソンである。

チャートもオリコン2位を獲得するなど、様々なランキングで上位を獲得。
配信チャートでは軒並み1位にランクインするする程の大反響だった。

またアニメが大ヒットした事もあって、
紅白歌合戦の「今やアニソンも評価すべきだ」という
なんか上から目線の選出により紅白にも出場を果たす。
曲の最中にはアニメ映像も一緒に流された。

しかし紅白では歌詞のテロップが表示されなかったり、
カラオケでも一部の機種で歌詞が表示されなかったりする模様。
これには歌詞に過激な表現が含まれるから等の様々な憶測がある。
その過激さまで含めてこそのアニソンなのになぁ…


29. それは僕たちの奇跡【2014】

高校生がアイドル活動を行うアニメとして大ブームとなった
アニメ『ラブライブ!』の第2期OPテーマ。
歌っているのは作中で主人公達が結成した、
9人組女性スクールアイドルμ's(ミューズ)だ。

邦楽シーンでもアイドルブームが加熱する中、
アイドルを題材にしたアニメもじわじわに人気を集めていた。
そんなアイドルアニメの代表格だったのがラブライブ
ラブライバーと呼ばれる痛い熱狂的なファンを量産した。

またμ'sは紅白歌合戦にも選ばれ、担当声優でこの曲を歌唱。
紅白では歌の前に紅白用に新たに準備されたアニメ映像が流された。
ちなみに同年の紅白にはアニメ紅白のコーナーも設けられ、
色々な有名アニソンが披露されている。アニソンもここまで来たぞ!

そして昨年、μ'sのラストワンマンライブがなんと東京ドームで開催された。
アニメの中のアイドルは現実の壁を飛び越え日本最大のステージに立った。
これまでのアニメ・アニソンの歴史を振り返るとホントに感無量だよ…。

あとラブライブ!サンシャインの2期はやらないんですか~?


30. はなまるぴっぴはよいこだけ【2015】

ここ最近の動きとしてこの曲も取り上げておきたい。
赤塚不二夫の生誕80周年を記念し、彼の傑作『おそ松くん』のキャラが
大人になった設定で現代に蘇ったアニメ『おそ松さん』。

このOP曲を歌うのは、アニメを勝手に応援する
「アニメ“勝手に”応援プロジェクト」から誕生したガールズユニット、
A応P(エーおうピー)だ。メンバーそれぞれにカラーが割り当てられている。

アイドルが音楽シーンで台頭を続ける中、
アニメソングをアイドルグループが歌う事も多くなっていた。
しかし元々アニメにアイドル要素を求めていなかったアニメ好きも多く、
ラブライブのようなケースはあっても、現実のアイドルが歌うアニソンには
少なからぬ抵抗感があったアニメファンも多かったのだ。

しかしこのA応P、アニメを応援するプロジェクトと銘打った通り、
全員が皆アニメ好きというメンバーで構成されたアイドルである。
彼女達の活動を観ていると本当にアニメが好きなんだなぁと思うぞ。

そんな彼女らが歌うこの曲は
往年の名作ギャグアニメの復刻版のOPとして多方面から注目を集めた。
曲調もどこか懐かしきアニソンを彷彿とさせる原点回帰っぽさが伺える。

電気街が中心だった秋葉原は、アニメ、萌え、そしてアイドル文化と、
時代とともに様々なオタク・サブカルチャーが混在する街へと変化した。
そして最近はでんぱ組.incなどのオタクを掲げるアイドルも出現中である。

そんな風に様々な要素がクロスオーバーしていく時代の流れの中、
アニソンも実に多様な化学反応を起こしながら今へと繋がってきたわけだ。
この曲はそんな現代の文化の一つの結実を感じるアニソンじゃなかろうか。


最後に。

ふーっ、終わった。長かったなー。過去最長クラスの記事じゃないかな。
あと半数の曲が2000年代以降なのは俺の世代の関係だ。許して。

ここまで見てきた通り、
アニソンと一口に言ってもその実体は掴めないほどに広がっている。
皆それぞれのアニソンの定義は狭義だったり広義だったりあるだろうけど、
曲を聴いてアニメが多い浮かぶなら俺はもうそれがアニソンだと思う。

数々のアニメ作品、そして邦楽の歴史が辿ってきた道と同じように
日本のアニメソングも歴史を重ね独自の進化を遂げてきたのだ。
これぞ紛れもないジャパニーズ・カルチャー、ジャパニーズ・アニソンだ!


実は最初は20曲にしようかと思ってたんだけど、
あまりに選びたい曲が多すぎて30曲になってしまった。
しかしそれでも最後までなかなか選びきれずに除外した曲もある。

やっぱりアニソンは奥が深い…。
一応色々なタイプの曲を選んできたつもりだが、
きっと皆不満があると思うので後はもう各自で脳内補完してくれ。


あとはNHKの歴代アニソンランキングの結果も気になるところだ。
上位はメジャーな曲ばかりになりそうだけど、
ネット投票なので若者から人気の曲も多くランクインして欲しい。
そして投票される際に今回の俺の選曲も参考にして下されば嬉しいです。

日本のアニメソングは凄い。そして面白い。改めてそう感じる。
俺はこんな面白い文化に触れられる日本に生まれてつくづく良かったと思う。
今後もきっとアニソンはこの国を盛り上げてくれると信じている。

アニソン万歳!

 

広告を非表示にする