脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

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【Song】RADIOHEAD / Creep [1992]

クリープは甘いか苦いか。

 

2016年夏。
RADIOHEADサマソニに出演する事が発表された。
発表のタイミングでツイッターがとにかく賑わった。

おいおいまだこの国はレディへ病が蔓延してたのかよ。
今の時代にそんなにもレディへ病患者がいたとはね。

レディへ病の根源であるオケコンが発表されてから
もう今年で20年近くなるというのに、
まだまだ病根は深いようだ。恐るべしレディへ病。

drr.hateblo.jp


さて、そんなわけでレディへの『Creep』だ。

この曲はレディへの中でも最大級に有名だが、
本人達にとっては実に苦い思い出のある曲なのだ。


『Creep』は彼らの1stアルバムの曲であり、
ホントにホントの最初のヒット曲。
90年代のオルタナ・グランジブームも手伝って、
この曲でレディへは一躍人気バンドの仲間入りした。

しかしそこで彼らは苦悩する事となる。
この曲があまりに有名になり過ぎたせいで、
「レディへ=クリープ」の図式が出来上がってしまった。

そしたらどこへ行ってもクリープクリープクリープだ。
他の曲は要らないクリープだけ欲しい。
クリープだけやってろ。クリープの一発屋

子供からもきっと「あ、クリープの人達だ!」と
指をさされていたに違いない。
レギュラーが子供に「あるある探検隊の人達だ!」と
指をさされるような悲しきレッテルである。


このクリープの呪縛は彼らをどこまで苦しめたのだろう。
しかし彼らはその後も堅調にヒットを飛ばし続け、
今や世界を代表するトップバンドの地位を獲得している。

そしてその後1997年にオケコンで
レディへ病の病原菌を世界中にバラまく事になるわけだ。


というわけでレディへにとっては嫌な思い出のあるこの曲は、
実際ライブで演奏される事は残念ながらもう殆どないらしい。

しかしながら曲に関しては本当に見事としか言いようが無い。
ゆらゆらと揺らぐ水面のようにじわじわと進行する音。
そしてサビの前でギターが「ガガッガガッ」と響き渡る!

この部分がむしろサビだ。
レディへと言ったら「ああ、ガガッの人ね」という人がいるくらい、
このギターの効果音は有名だ。確かにこの部分はいつ聴いても痺れる。
椎名林檎もこの「ガガッ」について熱く語っていた。
ちなみに彼女はライブバージョンのクリープの「ガガッ」がいいらしい。

こんな良い曲なのにライブでのお披露目がほぼ無い事が残念だ。
それもこれもみんながレディへをクリープ野郎といじめるからだよ。


ただ、2003年にレディオヘッドサマソニに来たときの事だ。
アンコールの最後の最後に彼らは「Creep」をやったのだ!

それはもう伝説となった。みんな大合唱だった。
あの日あの時あのステージを観た人達は
きっと10年分くらいの運を使ったんだろうな。南ー無ー。


というわけで13年ぶりにサマソニに出演するレディオヘッド
クリープをやるのかどうかは分からない。
だが期待しているレディへ病患者達は数多いだろう。

レディへにとっては苦い思い出のクリープ。
しかし日本人にとってクリープは甘い思い出だ。
というか森永乳業だぞ。コーヒーに入れると甘いんだぞ。

森永乳業のおかげで、
日本人にとってクリープと言えば甘い思い出となっている。

スウィートメモリーがまた一つ、今年も増えるかどうか。


【採点】
・ガガッガガッ      40点
・レディヘの出世作    30点
・本人たちには苦い思い出 -5点
・日本人にはスウィート  20点
85点

ザ・ベスト・オブ ザ・ベスト・オブ
レディオヘッド

曲名リスト
1. ジャスト
2. パラノイド・アンドロイド
3. カーマ・ポリス
4. クリープ
5. ノー・サプライゼズ
6. ハイ・アンド・ドライ
7. マイ・アイアン・ラング
8. ゼア・ゼア
9. ラッキー
10. フェイク・プラスティック・トゥリーズ
11. イディオテック
12. 2+2=5
13. ザ・ベンズ
14. ピラミッド・ソング
15. ストリート・スピリット
16. エヴリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス
17. ユー・アンド・フーズ・アーミー? (日本盤のみボーナス・トラック)

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