脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

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【Song】きゃりーぱみゅぱみゅ / 原宿いやほい [2017]


原宿の歴史にいやほい。


俺の娘がさ、大好きなんよねこの曲。俺の膝の上にちょこんと座って
タブレットでこの曲のMV動画をYoutubeで繰り返し観てる。くぁわいい!
親ばか?そうだよ親ばかだよばーかばーか

俺の娘はこの前2歳になったばかりなんだけど、
最近子供向け番組とかにあまり興味が無い様子でして。
アンパンマンとかEテレの番組とか録画してたまに観せるんだけど、
殆ど興味がなさそうですぐに飽きてどっか行ってしまう。

以前は「アンパンマン」や「おかあさんといっしょ」とか結構好きで
ずっと観てたんだけどもう飽きたっぽい。あなたまだ2歳よ。早いですね。
ミーハーで飽きっぽいところは完全に俺に似てるよね。すまんな嫁。


だがそんな娘が最近ドハマりしているのがこの動画。
きゃりーぱみゅぱみゅの『原宿いやほい』なのである。
「いやほい」って響きいいよね。マイルドな「ウェーイ」みたいで。

確かにこの動画は俺もイイ動画だと思う。
というかもともと俺がタブレットで観てた動画だしな。
そこに娘が割り込んで来て一緒に観てたら娘が釘付けになったのだ。
原宿というだけあって、不思議な恰好をしたキャラが沢山登場するし、
そういうところが子供にもウケたのだろうか。

手の形をした衣装や全身帽子で覆われた人等色々なキャラが登場する。
原宿行った事ないけど、こんなレベルの人間がごろごろいると思ってる。
ただ全身に電球を纏ったキャラがピンクフロイドっぽくて笑った。
光-PERFECT LIVE!(紙ジャケット仕様)


昔から原宿と言えば若者文化の発祥地としての基盤がある。
今でこそ「カワイイ」の青文字系イメージが定着しつつある原宿だが、
1980年代前半は派手な衣装に暴走族風の名を冠したグループが
ステップダンスを繰り広げるという「竹の子族」達が、
原宿の歩行者天国に大量発生して一世を風靡していた。

そこから原宿ホコ天はパフォーマンス集団が台頭する場所となり、
80年代後半はバンドブームの影響もあってホコ天バンドと呼ばれる
バンドが多数出現した。ジュンスカやあのTHE BOOMホコ天出身だ。

90年代に入るとオシャレな赤文字系の渋谷系が台頭し、
音楽も渋谷系といわれる都会的音楽が最先端と持て囃され始めた。
一方で原宿ホコ天は若者がバカ騒ぎする場所として苦情が増え、
1998年に原宿ホコ天は閉鎖される事となったという歴史がある。

その後2000年代に入り渋谷系人気も落ち着いてくると、
裏原宿系と呼ばれるストリートファッションに渋谷系が合流したとか
なんかそんな話も聞いたことがあるけど、
ファッションについては良く分からんので知ってそうな偉い人に聞いて。


そんな歴史ある原宿系のアイコンとして2010年代に登場したのが、
きゃりーぱみゅぱみゅだった。
きゃりーは原宿系ではなく裏原系だとかいう議論も目にした事があるが、
そんな事は俺にとっては可愛ければどうでもいい。カワイイは正義だ。

90年代以降の原宿系のパイオニア
増田セバスチャンによるこれでもかという個性的なファッションに
中田ヤスタカによるポップネス溢れる強烈な曲がマッチング。
新たな原宿系スタイルの旗手としてそのポジションを確立したのだ。


そんな「原宿」を冠した今回の曲『原宿いやほい』。
良い曲だ。MVも面白いしダンスも可愛いし娘も可愛いし良い曲だ。
しかしこの曲はこれまでのきゃりーとは少し違うような気がする。

弾けるようなキラキラ感というより、少しクールで大人びた印象がある。
サビのメロディーにも具体的な歌詞はなく音楽が鳴るのみ。
これまでの遊び心満載のきゃりー路線からは少し外れてきたように思う。

おそらくこれはきゃりーのリスタートなんだろう。
昨年はベスト盤も出し5年のキャリアを経て一旦落ち着いたきゃりー。
ベスト盤ってのはいい意味でも悪い意味でも一つの区切りが出来るので、
きゃりーもこれまでと全く同じような存在ではいられなくなる。

歌詞には

ハイになれ あの交差点から始まった

とあるが、
この「あの交差点」とは原宿の交差点という意味だけではなく、
きゃりーのデビュー曲「PONPONPON」の出だしの歌詞でもあるのだ。


そう考えると
まさしく原宿系としてのきゃりーが自分を振り返る曲と言える。
これからきゃりーはどうなっていくのかは分からないけど、
きっと今後はこの曲がきゃりーの自身にとっても
大事なターニングポイントとして語られる事になるんじゃないかな。

実際きゃりーは原宿系として十分な役目は果たしたと思う。
なんとなくだけど今後はPUFFYのように海外のファン向けに
色々活動していくポジションになる気が個人的にはしている。


そんな勝手なきゃりーの姿を原宿の歴史と共に想像しながら、
このMVを娘と一緒に俺も観ているわけですよ。
娘は食い入るようにずっと観てる。良い曲だ。うんうん、いい曲だよ。
でもねもう数十回観たよこの動画。まだ飽きないのか娘よ。
俺の膝から降りてくれ。そろそろ足が痺れてきた。

でもたまに気付いたらそのまま俺の膝の上で寝てたりする。
「いやほい!」とか盛り上がっておきながら寝るとか逆に凄い。
でもそんな姿もかわいい。将来きゃりーみたいになるのかな。
ごめんね、ここど田舎で。原宿にはお金を貯めて行きなさい。


ちなみにもう一つ娘がハマっている動画がコレ。

俺の娘、ピカチュウが好きなのね。
テレビでポケモンのアニメ観ててもピカチュウが登場したら
「ピッカー!」て指さすの。カワイイだろオラ。

でもね、動画は何故かこればっかり観てる。
これ、ピカチュウに似てるけどミミッキュっていう別のポケモンやで!
ピカチュウのふりした敵対ポケモンやから!まんまと騙されとるがな!

でもそんなところもカワイイよね。

うっせー。親ばかだよ。

【採点】
・娘が大ハマり     30点
・きゃりーのリスタート 20点
・原宿アイコンの転機  20点
・正直聴き飽きた…   -2点
68点

Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu) / 原宿いやほい Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu) / 原宿いやほい
中田ヤスタカ/きゃりーぱみゅぱみゅ

曲名リスト
1. CRAZY CRAZY (FEAT.CHARLI XCX & KYARY PAMYU PAMYU)
2. CRAZY CRAZY (FEAT.CHARLI XCX & KYARY PAMYU PAMYU) (REMIX)
3. 原宿いやほい
4. 原宿いやほい (EXTENDED MIX)

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