私は敗者になりたい…。
90年代ファン待望!90年代洋楽の代表曲の一つ。
去年だったかアジカンが日本語を混ぜこぜにしてコレをカバーしとりました。
漫画「BECK」と全く同じ綴りだがこちらはソロ・アーティストだ。
まぁ漫画の「BECK」の由来の一つではあるんだけど。
ちなみに他の由来はジェフ・ベックだそうだ。ダブルミーニングっぽい。
そんなBECKの1stアルバムの一発目なんですが、
この曲の何が凄いってとにかく耳にへばりつく程の中毒性だ。
暫くの間、脳から曲が離れない。これは凄い。
何度も聴いているのに、これ聴いた後は
脳味噌が支配されちゃってもう無意識に歌っちゃってる。
「あいまるざーべえべ~♪」て。
英語良く分からなくともそれなりに真似る。
気付いたら知らないうちに鼻歌交じりに歌っちゃってるの。
自然に身体も動く。中毒性が凄すぎる。これ超危険。
この調子で下手に外出しようものなら軽く変態だ。
気だるそうな歌い方にラップ要素と実験的なサウンド。
それでいてリスナーの耳に残るキャッチーさ。恐ろしい。
ゴチャゴチャな曲のハズなのにキャッチーという両立性。
何故ここまでキャッチーなのか分析したいくらいだ。
しかし音といい歌詞といいメロディといい、
まさに90年代のありとあらゆる要素が詰まったような曲。
この曲聴いたら「ああ、これが90年代だな」っと思って差し支えない。
90年代をものの4分で体感できる。便利な曲だ。
歌詞の意味は「LOSER=敗者」。
サビでは「俺は負け犬いっそ殺して」とか歌ってます。
ガンダムWのトレーズはコレが元ネタだったりしないですかそうですか。
しかし、そんな内容のくせに曲のパワーは強力!負け犬のくせに!
そしてそんな負け犬の歌にいとも簡単に支配されちゃう俺は無力!
今宵もそんな負け犬の負け犬な俺はこの曲を狂って歌いだすのだ。
【採点】
・キャッチーなサビ 30点
・実験的なサウンド 30点
・まさに90年代の象徴 20点
・負け犬ヘンタイの俺 -5点
75点
![]() |
メロウ・ゴールド ベック 曲名リスト 1. ルーザー 2. ペイ・ノー・マインド(スヌーザー) 3. ファッキン・ウィズ・マイ・ヘッド(マウンテン・デュー・ロック) 4. ウイスキークローン、ホテル・シティ 1997 5. ソウル・サッキン・ジャーク 6. トラックドライヴィン・ネイバーズ・ダウンステアーズ(イエロー・スウェット) 7. スウィート・サンシャイン 8. ビール缶 9. スティール・マイ・ボディ・ホーム 10. ナイトメア・ヒッピー・ガール 11. マザーファッカー 12. ブラックホール Amazonで詳しく見る by G-Tools |