【Song】ゆらゆら帝国 / すべるバー [1999]
ジップロックなら大丈夫。
マンガ好きには有名でも世間一般には知られていない。
アニメ好きには有名でも世間一般には知られていない。
そんなコンテンツって結構多いよね。
音楽好きの間では有名でも世間一般には知られていない、
そんなアーティストもやっぱり多いんだ。
ゆらゆら帝国、通称ゆら帝なんか
その最たる例だと思うのだがどうでしょう音楽好きの皆様。
何年か前にタワレコが発表した
日本のロック・スタンダード54組のランキングにおいて
その一般的な知名度の低さに対して4位という超高評価。
XやBOOWY、サザンよりも上という驚異的支持率!
そんな彼らだが、
この曲『すべるバー』はおそらく抜群の知名度であろう。
何故なら人気番組「はねるのトびら」のOPテーマだったから!
豪快なドラムロールから
じゃじゃっじゃー!のギターの入り方が気持ちいい~。
ひたすら突っ走るテンションでファンクにロックしてる。
ただカッコいいだけじゃなく、
サイケデリックにカッコいいところが凄いのだ。
ボーカル坂本慎太郎の癖になる歌い方もそうだが、
彼の歌詞がまたサイケデリック。
「ちょっとの穴でもOK 俺はすべりこむ」
「小さなミゾでもOK 俺はすべりこむ 」
「ロックしたドアの隙間 俺はすべりこむ」
お前何者やねん!
とにかくどんなところにも滑り込むみたいだ。
毛細血管現象みたいなもん?
「すべるバー」「しめるバー」「ぬめるバー」
もうマジでお前なんやねん。
とりあえずウェット感満載なのは伝わるが。
でも隙間が無いとさすがに滑り込めない様子なので
きっとお前はジップロックで対処可能だふはははは!
すべるバー敗れたり!
多分歌詞は語感重視でそこまで深い意味はなさそうなんだけど、
テンションで強引に引っ張っていかれるので、
いちいち内容なんか分からなくてもOK。
日本語詞だけどこの独特さとで強烈なノリのおかげで
あまり日本語には聞えない。そんな歌詞でもOK。
理屈じゃなく脊髄で反応すればOK。
そしてみんなで滑り込む!
【採点】
・サイケデリックでOK 25点
・歌詞が理解不能でもOK 25点
・強引なテンションでOK 25点
75点
1998-2004 坂本慎太郎 ゆらゆら帝国 FUKO 曲名リスト 1. グレープフルーツちょうだい (新録) 2. 発光体 3. 夜行性の生き物3匹 4. ラメのパンタロン 5. 午前3時のファズギター (FULL LENGTH VERSION) 6. 待ち人 7. アイドル (新録) 8. すべるバー 9. ゆらゆら帝国で考え中 (SINGLE VERSION) 10. 恋がしたい 11. ドックンドール 12. ズックにロック 13. 3×3×3 14. 誰だっけ? 15. ミーのカー (SINGLE C/W VERSON) 16. 冷たいギフト 1. パイオニア (ALTERNATE VERSION) 2. グレープフルーツちょうだい (ALTERNATE MIX) 3. うそが本当に (ALTERNATE VERSION) 4. 恋がしたい (KAORI TAKEDA SOLO VERSION) 5. バンドをやってる友だち (DEMO) 6. ボーンズ (FUKO&SAKAMOTO DUET VERSION) 7. 少年は夢の中 (ALTERNATE MIX) 8. 太陽の白い粉 (ALTERNATE MIX) 9. イエスタデイ・ワンス・モア (カーペンターズ) Amazonで詳しく見る by G-Tools |