脱R論

一般人の一般人による一般人のためのゆるくテキトーな音楽ブログ。ロックから脱却出来るその日まで音楽ネタを中心に書き綴ります。

【Song】The White Stripes / Seven Nation Army [2004]

ホワイトさんマジパネェっす。

 

またもやW杯ネタ。
といっても今回は海外。

時代はまたもや遡り2006年のドイツワールドカップ、
優勝したイタリアチームの応援ソングとしても有名なこの曲、
『Seven Nation Army』である。

ホワイト・ストライプスの代表曲であり2000年代の代表曲だ。
この曲もこれが入ったアルバムも多数の賞を受賞しており、
まさに時代を象徴する曲である。


当時このロックバンドほどのカリスマ性を帯びたバンドもいなかった。
この2000年代初頭ってのは音楽的な”流行”の多様化が進み始めた頃だ。

レディオヘッドのOKコンピューター辺りから増加した凝った音作りへの傾倒、
そしてインダストリアルロック、ニューメタル勢の台頭もあって、
生音で聴く醍醐味ってのが少なくなってきた時代だった。

そんな中、カウンター的に新たな潮流が生まれた。
記憶に新しい人もいるかと思うが、
世に言うガレージロック・ムーブメントだ。
シンプルで生音むき出しのロックが再び支持されたのだ。

ガレージロックの括りで語られるアーティストは沢山いるけど、
ホワイト・ストライプスはその代表格の一組であり、
とにかくアナログへの想いがアツイ。アナログLOVE。

臨場感を意識した極端に短いレコーディング、
ライブも凝った演出等が一切無いメンバー2名による演奏のみ。
しかもセットリストすら用意しないらしいので驚き。
常に『生』の音を届けたいというこの拘りっぷり。


とにかくカリスマ性ガンガンだった。
カリスマとは説明するのがとにかく難しい。
ただひたすら凄かったんだ。
例えようがないのがカリスマなのだ。

特にボーカルのジャック・ホワイトの
マルチプレイヤーっぷりと才能はマジでヤバイし、
この曲の中毒性と衝撃はガチでパネェ。
あとイントロが始まっただけでリアルにテンションガンアゲ

このカリスマ性をなんとか説明するとそんな感じだ。
俺のボキャブラリーだとコレが限界なんだ。しょうがない。


単なるサッカーソングでは語れない、
むしろサッカーソングなんてこの曲のほんの一面でしかない、
時代を彩ったガレージロックを堪能しよう。


【採点】
・なんつーかヤバイ  20点
・ガチでスゴイ    20点
・リアルにパネェ   20点
・マジでカリスマ   20点
・あとサッカーソング  3点
83点

Elephant Elephant
White Stripes

曲名リスト
1. Seven Nation Army
2. Black Math
3. There's No Home For You Here
4. I Just Don't Know What To Do With Myself
5. In The Cold, Cold Night
6. I Want To Be The Boy...
7. You've Got Her In Your Pocket
8. Ball And Biscuit
9. The Hardest Button To Button
10. Little Acorns
11. Hypnotise
12. The Air Near My Fingers
13. Girl, You Have No Faith In Medicine
14. It's True That We Love One Another

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